Integrated Dell Remote Access Controller 9ユーザーズガイド

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セキュリティプロトコルとデータモデル(SPDM)

SPDMプロトコルは、ハードウェアコンポーネント間のセキュリティ機能と信憑性を確立するために使用します。SPDMを使用すると、iDRACと、ストレージコントローラーやNICコントローラーなどのエンドデバイス間で、メッセージを交換できます。これには、ハードウェアID証明書が含まれます。

iDRAC設定 > 設定 > SPDM設定を使用してSPDMを有効にできます。

表 1. SPDM機能のライセンスこの表では、さまざまなSPDM機能に必要なライセンスについて説明します。
特長	ライセンス
インベントリー：SPDM対応デバイスの検出	ライセンスなし
デバイスのハードウェアIDの収集	Enterprise
デバイスのファームウェアIDの収集	データセンター
SCVを使用したデバイス証明書の信頼の確立	SCVライセンス
暗号化された通信チャネル	SEKMライセンス

デバイスがSPDMに対応している場合、収集されたSCVデータには、既存のフィールドに他に、SPDMハードウェアID証明書が含まれます。ファームウェアID証明書は、SCV証明書に含まれていません。

注:ダウンロードしたSPDM HW証明書のファイル名に、NICポート番号がない場合もあります。

注:再起動を頻繁に実行すると、SPDM証明書のエクスポートジョブの失敗が、ジョブキューに表示されることがあります。