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Integrated Dell Remote Access Controller 9ユーザーズ ガイド

シンプルな2要素認証(シンプル2FA)

iDRACには、ログイン時のローカル ユーザーのセキュリティを強化する、シンプルな2要素認証オプションが用意されています。前回のログイン時とは異なるソースIPアドレスからログインした場合、2番目の要素認証の詳細を入力するように求められます。

任意の時点で、時間間隔に関係なく、ログイン用に1つのソースIPアドレスのみが記憶されます。

シンプルな2要素認証は、次の2つの認証ステップで構成されています。

  • iDRACのユーザー名とパスワード
  • ユーザーにEメール送信されるシンプルな6桁のコード。この6桁のコードは、ログイン時のプロンプト表示に対して入力する必要があります。

6.00.02.00リリース以降では、IPの変更に関係なく、タイムアウトを設定して、2FAユーザーが定期的に認証することを要求できます。ユーザーはタイムアウト範囲を設定できます。

注:
  • 6桁のコードを受信するには、「カスタム送信者アドレス」を設定する必要があり、SMTPを正しく設定する必要があります。
  • 2FAコードは設定した時間後に期限切れになりますが、その前でも、使用した段階で無効になります。
  • 別の場所から異なるIPアドレスでログインを試みた場合、オリジナルのIPアドレスに対する2FAでのチェックが保留中の状態であれば、同じトークンが新しいIPアドレスによるログイン試行に対して送信されます。
  • この機能は、iDRAC EnterpriseまたはDatacenterライセンスでサポートされています。

2FAが有効になっている場合、次の操作は行えません。

  • デフォルトのユーザー資格情報で、コマンドライン インターフェイス(CLI)のUIからiDRACにログインする。
  • Quick Sync-2を使用してOMMアプリからiDRACにログインする。
  • グループ マネージャーでメンバーiDRACを追加する。
注:ソースIPからのRACADM、Redfish、WSMAN、IPMI LAN、シリアル、CLIは、iDRAC GUI、SSHなどのサポートされているインターフェイスからのログインに成功した後でのみ機能します。

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