メイン コンテンツに進む
  • すばやく簡単にご注文が可能
  • 注文内容の表示、配送状況をトラック
  • 会員限定の特典や割引のご利用
  • 製品リストの作成とアクセスが可能

Integrated Dell Remote Access Controller 9 ユーザーズ ガイド

USBデバイスからのサーバー設定プロファイルのインポート

USBデバイスのルートにSystem_Configuration_XMLというディレクトリーを作成し、configとcontrolの両方のファイルを含めます。
  • サーバー設定プロファイル(SCP)は、USBデバイスのルート ディレクトリーの下のSystem_Configuration_XMLサブディレクトリーにあります。このファイルには、サーバーのすべての属性と値のペアが含まれています。これには、iDRAC、PERC、RAID、およびBIOSの属性が含まれます。このファイルを編集して、サーバー上の任意の属性を構成できます。ファイル名は<servicetag>-config.xml<servicetag>-config.json<modelnumber>-config.xml<modelnumber>-config.jsonconfig.xmlまたはconfig.jsonです。
  • コントロール ファイルには、インポート操作を制御するためのパラメーターが含まれ、iDRACまたはシステム内のその他のコンポーネントの属性は含まれていません。コントロール ファイルには、次の3つのパラメーターが含まれています。
    • ShutdownType – 正常、強制、再起動なし
    • TimeToWait(秒) – 最小 300、最大 3,600
    • EndHostPowerState – オンまたはオフ
control.xmlファイルの例:
<InstructionTable> 
  <InstructionRow>
     <InstructionType>Configuration XML import Host control Instruction
     </InstructionType>
     <Instruction>ShutdownType</Instruction>
     <Value>NoReboot</Value>
     <ValuePossibilities>Graceful,Forced,NoReboot</ValuePossibilities>
  </InstructionRow>
  <InstructionRow>
     <InstructionType>Configuration XML import Host control Instruction
     </InstructionType>
     <Instruction>TimeToWait</Instruction>
     <Value>300</Value>
     <ValuePossibilities>Minimum value is 300 -Maximum value is 
      3600 seconds.</ValuePossibilities>
  </InstructionRow>
  <InstructionRow>
     <InstructionType>Configuration XML import Host control Instruction
     </InstructionType>
     <Instruction>EndHostPowerState</Instruction>
     <Value>On</Value>
     <ValuePossibilities>On,Off</ValuePossibilities>
  </InstructionRow>
</InstructionTable>

この操作を実行するには、サーバー制御の権限を持っている必要があります。

注:SCPのインポート中にSCPファイルのUSB管理設定を変更すると、ジョブが失敗するか、ジョブがエラーで終了します。エラーを避けるため、SCPの属性をコメント アウトできます。

USB デバイスから iDRAC にサーバー設定プロファイルをインポートするには、次の手順を実行します。

  1. USB 管理ポートを設定します。
    • USB 管理ポートモード自動 または iDRAC に設定します。
    • iDRAC 管理対象:USB XML 設定デフォルト資格情報付きで有効 または 無効 に設定します。
  2. configuration.xmlおよびcontrol.xmlファイルが保存されているUSBキーをiDRAC USBポートに挿入します。
    注:XMLファイルのファイル名とファイル タイプでは、大文字と小文字が区別されます。両方が小文字になっていることを確認します。
  3. サーバー設定プロファイルは、USBデバイスのルート ディレクトリーの下にあるSystem_Configuration_XMLサブディレクトリーのUSBデバイスにあります。これは、次の順序で検出されます。
    • <servicetag>-config.xml / <servicetag>-config.json
    • <modelnum>-config.xml / <modelnum>-config.json
    • config.xml / config.json
  4. サーバー設定プロファイルのインポートジョブが開始されます。
    プロファイルが検出されない場合、処理は停止します。

    iDRAC 管理対象:USB XML 設定デフォルト資格情報付きで有効 に設定され、BIOS セットアップパスワードが null でない場合、またはいずれかの iDRAC ユーザーアカウントが変更されている場合、エラーメッセージが表示され、処理が停止します。

  5. LCDパネルとLED(ある場合)に、インポート ジョブが開始されたことを示すステータスが表示されます。
  6. ステージングが必要な設定があり、コントロール ファイルでシャットダウン タイプ再起動なしが指定されている場合、設定を構成するには、サーバーを再起動する必要があります。そうでない場合は、サーバーが再起動され、設定が適用されます。サーバーの電源がすでにオフになっている場合にのみ、再起動なしオプションが指定されていても、ステージングされた設定が適用されます。
  7. インポート ジョブが完了すると、LCD/LEDはジョブが完了したことを示します。再起動が必要な場合、LCDにジョブ ステータスが[再起動の待機中]と表示されます。
  8. USBデバイスがサーバーに挿入されたままの場合、インポート操作の結果はUSBデバイスのresults.xmlファイルに記録されます。

このコンテンツを評価する

正確
有益
分かりやすい
この記事は役に立ちましたか?
0/3000 characters
  1~5個の星の数で評価してください。
  1~5個の星の数で評価してください。
  1~5個の星の数で評価してください。
  この記事は役に立ちましたか?
  コメントでは、以下の特殊文字は利用できません: <>()\