Integrated Dell Remote Access Controller 9ユーザーズ ガイド

RAIDレベル5（分散パリティーを用いたストライピング）

RAID 5は、パリティー情報と組み合わせてデータ ストライピングを使用することで、データの冗長性を提供します。物理ディスクをパリティーに割り当てず、パリティー情報はディスク グループ内のすべての物理ディスクにストライピングされます。

RAID 5 の特徴

• n個のディスクを、（n-1）個のディスクの容量を持つ1つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。
• 冗長情報（パリティ）はすべてのディスクに交互に保存されます。
• ディスクに障害が発生しても、仮想ディスクは機能しますが、低下状態で動作しています。データは、残りのディスクから再構築されます。
• 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。
• 冗長性でデータを保護します。