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Integrated Dell Remote Access Controller 9ユーザーズ ガイド

仮想ディスクキャッシュポリシーの編集

仮想ディスクの読み取り、書き込み、またはディスクキャッシュポリシーを変更することができます。

注:一部のコントローラーでは、サポートされていない読み取りまたは書き込みポリシーが存在します。そのため、ポリシーを適用したときにエラー メッセージが表示されます。

読み取りポリシーは、コントローラがデータを探すときに、仮想ディスクの連続セクタを読み取るかどうかを指定します。

  • 適応先読み — 最新の2つの読み取り要求がディスクの連続セクターにアクセスした場合にのみ、先読みが行われます。連続した読み取り要求がディスクのランダム セクターにアクセスすると、コントローラーは非先読みポリシーに戻ります。コントローラーは読み取り要求がディスクの連続セクターにアクセスしているかどうかの評価を継続的に行い、必要に応じて先読みを開始します。
  • 先読み — コントローラーはデータ シーク時に仮想ディスクの連続セクターを読み取ります。データが仮想ディスクの連続セクターに書き込まれていれば、先読みポリシーによってシステム パフォーマンスが向上する可能性があります。
  • 先読みなし — 先読みなしポリシーを選択すると、コントローラーは先読みポリシーを使用しません。

書き込みポリシーは、コントローラが書き込み要求完了信号を、データがキャッシュに保存された後、またはディスクに書き込まれた後のどちらの時点で送信するかを指定します。

  • ライトスルー — コントローラはデータがディスクに書き込まれた後でのみ書き込み要求完了信号を送信します。システムではデータはディスクに安全に書き込まれた後でのみ使用可能と見なされるため、ライトスルー キャッシングはライトバック キャッシングよりもデータ セキュリティに優れているといえます。
  • ライトバック - データがキャッシュに入り、ディスクに書き込まれる前に、コントローラから書き込み要求の完了信号が送信されます。ライトバックキャッシングは、後続の読み取り要求がキャッシュから素早くデータを取得してからディスクから取得するため、性能が向上します。ただし、システム不具合でデータロスが生じると、データがディスクに書き込まれないことがあります。他のアプリケーションは、ディスクに利用可能なデータがあると仮定した処理を行うと問題が生じる場合もあります。
  • 強制ライトバック — コントローラにバッテリが装備されているかどうかに関わらず、書き込みキャッシュが有効になります。コントローラーにバッテリーが搭載されていない場合、強制ライトバック キャッシングが使用されると、電源障害時にデータ ロスが発生する可能性があります。

ディスク キャッシュ ポリシーは、特定の仮想ディスクの読み取りに適用されます。その設定は、先読みポリシーには影響しません。

注:
  • コントローラーの不揮発性キャッシュと、コントローラー キャッシュのバッテリー バックアップは、コントローラーがサポートできる読み取りポリシーまたは書き込みポリシーに影響します。すべてのPERCにバッテリーとキャッシュがあるとは限りません。
  • 先読みおよびライト バックには、キャッシュが必要です。したがって、コントローラーにキャッシュがなければ、ポリシーの値を設定することはできません。
    • 同様に、PERCにキャッシュがあってもバッテリーがなく、ポリシーがキャッシュへのアクセスを必要とする設定になっている場合、ベースの電源がオフになるとデータが消失する可能性があります。そのため、一部のPERCでは、そのポリシーは許可されない場合があります。
    • したがって、PERC に応じてポリシーの値が設定されます。

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