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Dell EMC PowerProtect DDVE on Premises インストールおよび管理ガイド

リファレンス スクリプトを使用したKVMへのDDVEの導入

KVMイメージ用のDDVEには、KVMハイパーバイザー上でDDVEイメージを導入し、導入したDDVEにデータ ディスクを追加するためのリファレンス スクリプトが含まれています。このスクリプトは、ご使用の環境で作動するように修正でき、KVMインストールでDDVE用にダウンロードしたtar.gzファイルに含まれています。

このタスクについて

このスクリプトは、次の操作を実行します。

  1. VMドメインXMLファイルconfig.xmlを生成する。
  2. ddve-testという名前の新しいVMドメインを作成する。
  3. パフォーマンス向上のため、tar.gzパッケージ内にある.qcow2ルート ディスクをRAWフォーマットに変換する。
  4. ルート ディスクをSCSI 0:0にアタッチする。
  5. 10 Gのrawディスクをddve-test-vnvramという名前で作成し、そのディスクをSCSI 0:1にアタッチする。
  6. DDVEのサイジング ガイドラインに従って、DDVE仮想マシンのCPU構成およびメモリー構成をセット アップする。
  7. DDVEインスタンスのネットワーク構成をセット アップする。
    1. 仮想ネットワーク インターフェイスを2個作成する。
    2. インターフェイス タイプとしてbridgeを使用する。

手順

  1. tar.gzファイルを抽出します。
    たとえば、 tar -xvf ddve-kvm-0.6120.12.0-563880.tar.gzまたは tar -xvf ddve-kvm-0.6120.12.0-xxxxxx.tar.gzなどです。xxxxxxにはビルド番号が入ります。
  2. 抽出先のディレクトリに移動します。
  3. データ ディスクなしでDDVEインスタンスを導入するには、次の例に示すスクリプトを実行します。この例では、DDVEルート ディスクと/kvm-rootディレクトリー上のvNVRAMディスクを使用したbr0ネットワーク インターフェイス上に、ddve-testという名前で16 TB構成のDDVEインスタンスを作成します。
    ./kvm-ddve-installer.sh -n ddve-test -r /kvm-root -c 16TB -b br0
    注: [root@ddqa-rnnn-d05 ddve-kvm-6.1.2.5-595467]# ./kvm-ddve-installer.sh -h ディストリビューション:rhelバージョン:n.n。ホストのバージョン チェックを実行済み。基本的検証を実行済み。使用方法: ./kvm-ddve-installer.sh [options]

    オプションは次のとおりです。

    • -n:仮想マシンの名前を指定します(デフォルト値は、DD VEビルドの名前)。
    • -r:ルート ディスクのフル パスを指定します(デフォルト値は、インストーラー スクリプトが実行されるフォルダー)。
    • -c:8 TB、16 TB、32 TB、48 TB、64 TB、96 TB、Cloud16TB、Cloud64TB、Cloud96TBの構成を指定します。
    • -b:ブリッジ名を指定します(デフォルト値はbr0)。
    • -p:NFS上に作成されるデータ ディスクのプロビジョニング タイプを指定します。デフォルトでは、シン プロビジョニング ディスクがNFS上に作成されます。
    • -s:ディスク サイズをTBまたはGBの単位で指定します(-sオプションが指定されている場合、-dオプションと-xオプションは必須)。
    • -x:データ ディスクの数を指定します(-xオプションが指定されている場合、-dオプションと-sオプションは必須)。
    • -d:データ ディスクが格納されるパスを指定します(-dオプションが指定されている場合、-sオプションと-xオプションは必須)。
    • -w:IPアドレスを待機します。導入後に、使用可能になるまで5分間待機してから、DD VEのIPアドレスが表示されます。
    • -h:ヘルプ メッセージを表示します。
    注: オプション–s-x、および–dは、セットで使用する必要があります。いずれかのオプションを使用している場合、他の2個のオプションは必須となります。
  4. データ ディスクを使用してDDVEインスタンスを導入するには、次の例に示すようにスクリプトを実行します。この例では、16 TBのDDVEインスタンスの導入と一緒に、データストア1に4x4 TBのデータ ディスクを作成しています。
    ./kvm-ddve-installer.sh -n ddve-test -r /kvm-root -c 16TB -b br0 -x 4 -s 4TB -d /datastore1
  5. 既存のDDVEインスタンスにデータ ディスクを追加するには、次の例に示すようにスクリプトを実行します。この例では、ddve-8tbという名前のDDVEに、データストア2で4x2 TBのデータ ディスクを作成しています。
    ./kvm-add-disk.sh -n ddve-8tb -x 4 -s 2TB -d /datastore2
    注: kvm-ddve-installer.sh kvm-ddve-installer.shは、qcow2をraw形式に変換するため、抽出ごとに1回だけ実行できます。次のスクリプトを実行すると、qcow2が存在しなくなるため、失敗します。

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