Virtual Managerを使用したブリッジ ネットワーク インターフェイスの作成
サポートされているLinuxディストリビューションは、異なる構成ファイルおよびコマンド ライン インターフェイス(CLI)の異なるコマンドを使用する場合があります。CLIを使用するには、ご使用のLinuxディストリビューションのLinuxベンダー ドキュメントで、追加情報を参照してください。
このタスクについて
KVMはデフォルトで、ホスト インターフェイスを介した外部ネットワークへのトラフィックでNATが実行される、Usermode Networkingを使用します。DDVEのベスト プラクティスは、外部ホストがゲスト仮想マシンに直接アクセスできるブリッジ ネットワークを使用することです。ゲスト仮想マシンは、ホスト ネットワークに直接接続されます。
手順
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modprobe --first-time bridgeコマンドを実行して、ブリッジング カーネルがインストールされていることを確認します。
モジュールがすでにカーネルにあることを示す、エラー メッセージが表示される必要があります。
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GUIコマンドまたはCLIコマンドを使用して、ホスト上の物理インターフェイスの名前を検索します。物理的に接続されており、機能していることを確認します。
このインターフェイスは、ネットワーク ブリッジで使用されます。次のCLIコマンドを使用できます。
- ifconfig - ホスト上のインターフェイスの一覧を表示します。
- ethtool <int name> - インターフェイスに関する詳細を表示します。
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Virtual Manager(virt-manager)を開きます。
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をクリックします。
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[QEM/KVM Connection Details]画面で、画面の下部にあるプラス ボタン(+)をクリックすると、[Add interface]ウィザードが開始します。
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Interface typeリストの[Configure Network Interface]画面で、Bridgeが選択されていることを確認し、Forwardをクリックします。
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ブリッジ インターフェイス名がbr0であることを確認し、Start modeリストから、onbootを選択します。
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ブリッジ インターフェイスのIPアドレス設定が正しいかを確認します。IP設定を変更する場合は、Configureをクリックします。
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IP Configuration画面で、IPv4およびIPv6のタブをクリックして設定を構成し、OKをクリックします。
DHCPでIPアドレスを取得するようにブリッジ インターフェイスを構成できますが、ネットワーク設定がわかっている場合は、静的IPアドレスを構成できます。
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ブリッジを設定するには、Configureをクリックします。
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Enable STPチェック ボックスをオフにして、OKをクリックします。
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このブリッジのメンバーになる物理インターフェイスを選択します。1個のインターフェイスのみが選択されていることを確認して、Finishをクリックします。
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ネットワーク サービスを再起動します。
systemctl restart network
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ブリッジ インターフェイスが実行中であることを確認します。
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をクリックして、virt-manager GUIでブリッジ インターフェイスを確認することもできます。