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Dell EMC PowerVault ME4 Series ストレージ システム 管理者ガイド

用語集

次の表に、ME4 Seriesの公開資料で使用される用語の定義をリスト表示します。

表 1. ME4 Seriesの用語集ME4 Seriesの用語集
用語 定義
2U12 高さが2ラック ユニットで、12台のディスクを収容できるエンクロージャ。
2U24 高さが2ラック ユニットで、24台のディスクを収容できるエンクロージャ。
5U84 高さが5ラック ユニットで、84台のディスクを収容できるエンクロージャ。
AES 高度暗号化標準。
AFA オールフラッシュ アレイ。階層を使用せずにSSDのみを使用するストレージ システム。
オールフラッシュ アレイ AFAも参照してください。
割り当てられたページ データ格納のためにすでにボリュームに割り当てられている仮想プール領域のページ。
割り当て速度 仮想プールがデータの格納に必要な領域を増やすために自身のボリュームにページを割り当てている速度(ページ毎分)。
ALUA 非対称論理ユニット アクセス。
アレイ ストレージ システムを参照してください。
ASC/ASCQ 追加センス コード/追加センスコード修飾子。SCSIデバイスから返されるセンス データの情報。
自動化された階層ストレージ 適切なディスク階層を使用して、データのアクセス頻度に基づいて自動的にデータを格納する仮想ストレージ機能。これにより、必要頻度の高いデータについて高コストで高速なディスクのみを使用し、一方で必要頻度の低いデータを低コストで低速なディスクに配置することができます。
自動ライトスルー AWTを参照してください。
使用可能ディスク ディスク グループのメンバーではなく、スペアとして設定されておらず、残存の状態ではないディスク。ディスク グループの一部として、またはスペアとして設定することが可能です。互換ディスク、専用スペア、ダイナミック スペア、グローバル スペアも参照してください。
AWT 自動ライトスルー。RAIDコントローラーのキャッシュ モードを自動的にライトバックからライトスルーに変えるタイミングを指定する設定。
ベースボリューム 他のボリュームのスナップショットになっておらず、スナップショット ツリーのルートになっている仮想ボリューム。キャニスター IOMを参照してください。
CAPI 構成アプリケーション プログラム インターフェイス。コントローラー モジュール内のストレージ コントローラーと管理コントローラー間の通信に使用される専用のプロトコル。CAPIは常に有効になっています。
CHAP チャレンジハンドシェイク認証プロトコル。
シャーシ エンクロージャのシート メタル ハウジング。
子ボリューム スナップショット ツリー内の親ボリュームのスナップショット。親ボリュームを参照してください。
チャンク サイズ ディスク グループの次のメンバーに移動する前にディスク グループのメンバーに書き込まれる連続データの量。
CIM(Common Information Model) WBEMのデータ モデル。システム、ネットワーク、アプリケーション、およびサービスの管理情報について共通の定義を提供するもので、ベンダーによる拡張が可能です。
CIMOM(Common Information Model Object Manager) 管理アプリケーションとプロバイダー間のやり取りを処理するCIM内のコンポーネント。
CNC(Converged Network Controller) 認定SFPとケーブル オプションを使用してホスト ポートをFCまたはiSCSIモードで動作するように設定できるコントローラー モジュール。ホスト ポートのモードの変更は、ポートのパーソナリティの変更とも呼ばれます。
互換ディスク ディスク グループの故障ディスクと同じかそれ以上の容量を持ち、同じタイプ(エンタープライズSASなど)であるために、故障したメンバー ディスクの交換に使用できるディスク。使用可能ディスク、専用スペア、ダイナミック スペア、グローバル スペアも参照してください。
コントローラーA(またはB) コントローラー モジュールA(またはB)を指す簡易名。コントローラー エンクロージャ コントローラー モジュールを1台または2台搭載したエンクロージャ。
コントローラー モジュール 次のサブシステムおよびデバイスを搭載したFRU:ストレージ コントローラー プロセッサー、管理コントローラー プロセッサー、SASエキスパンダおよびエキスパンダ コントローラー プロセッサー、管理インターフェイス、スーパーキャパシタ パックおよびフラッシュ メモリーにより保護されたキャッシュ、ホスト、拡張機能、ネットワーク、サービス ポート、ミッドプレーン接続。
CPLD コンプレックス プログラマブル ロジック デバイス。
CQL CIMクエリ言語。
CRC 巡回冗長検査。
CRU(お客様による交換が可能なユニット) SKUとして注文でき、エンクロージャを修理施設に送らなくてもお客様または正規サービス担当者がエンクロージャ内で交換できる製品モジュール。FRUも参照してください。
CSV(コンマで区切られた値) 表データをテキスト形式で格納するための形式。
DAS(Direct Attached Storage) スイッチを使用せずにホストに直接接続する専用ストレージ デバイス。
割り当て解除速度 仮想プールがデータの格納に不要となったために自身のボリュームからページを割り当て解除している速度(ページ毎分)。
専用スペア 故障したディスクを交換する目的で特定のリニア ディスク グループによる使用のために予約されたディスク。使用可能ディスク、互換ディスク、ダイナミック スペア、グローバル スペアも参照してください。
デフォルトのマッピング 別の設定を使用して対象のボリュームに明示的にマッピングされていないすべてのイニシエータに適用されるホストアクセス設定。明示的なマッピング、マスキングも参照してください。
DES データ暗号化標準。
DHCP ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル。IPネットワーク上のホストのネットワーク構成プロトコル。
ディスクグループ 特定のRAIDレベルを使用するように設定され、プールのストレージ容量を提供するディスク グループ。リニア ディスク グループ、仮想ディスク グループ、読み取りキャッシュも参照してください。
ドレイン 仮想ディスク グループから同じプール内の他のディスク グループのメンバーにアクティブ ボリュームのデータを自動的に移動すること。
ドローワー 5U84エンクロージャで、それぞれ42台のディスクを格納する2つのFRUのいずれか1つ。ドライブ エンクロージャ 拡張エンクロージャを参照してください。EBOD、JBODも参照してください。
ドライブのスピン ダウン DSDを参照してください。
DSD ドライブのスピン ダウン。ADAPT非対応のリニア ディスク グループで使用可能な節電機能で、ストレージ システム内のディスクの動作を監視し、ユーザーが選択したポリシーに基づいて、非アクティブな回転ディスクをスピン ダウン(回転停止)します。仮想プール内のディスクにはドライブのスピン ダウンは適用されません。
DSP デジタル信号プロセッサー。
デュアルポート ディスク 両方のコントローラーに接続されているディスクは2つのデータパスを備えており、フォールト トレランスが実現されています。
ダイナミック スペア ダイナミック スペア オプションが有効になっている場合に、フォールトトレラントRAIDレベルを持つディスク グループ内の障害が発生したディスクを置き換えるために自動的に割り当てられる、使用可能な互換性のあるディスクです。使用可能ディスク、互換ディスク、専用スペア、グローバル スペアも参照してください。
EBOD 拡張筐体。コントローラー エンクロージャに接続される拡張エンクロージャ。
EC エキスパンダ コントローラー。SASエキスパンダを制御し、SESの機能を提供するプロセッサー。各コントローラー モジュールおよび拡張モジュールのSASエキスパンダ内にあります。EMPも参照してください。
EEPROM 電気的消去可能ROM。
EMP エンクロージャ管理プロセッサー。SESデータ(温度、電源装置ステータス、ファン ステータス、ディスクの有無など)を提供するエキスパンダ コントローラー サブシステム。
エンクロージャ I/Oモジュール、ディスク ドライブ、その他のFRUを収容する物理ストレージ デバイス。コントローラー エンクロージャ、拡張エンクロージャも参照してください。
エンクロージャ管理プロセッサー EMPを参照してください。
ESD 静電気放出。
ESM 環境サービス モジュール。IOMを参照してください。
エキスパンダ コントローラー ECを参照してください。
拡張エンクロージャ 1基または2基の拡張モジュールを収容するエンクロージャ。拡張エンクロージャをコントローラー エンクロージャに接続して追加のストレージ容量を提供できます。EBOD、JBODも参照してください。
拡張モジュール 次のサブシステムおよびデバイスを搭載したFRU:SASエキスパンダおよびエキスパンダ コントローラー プロセッサー、ホスト、拡張機能、サービス ポート、ミッドプレーン接続。
明示的なマッピング ボリュームのデフォルトのマッピングをオーバーライドする、イニシエータからのボリュームへのアクセス設定。デフォルトのマッピング、マスキングも参照してください。
フェールバック リカバリーを参照してください。
フェールオーバー アクティブ/アクティブ構成におけるフェールオーバーとは、コントローラー リソースの所有権をオフラインのコントローラーから稼働状態を保っている自身のパートナー コントローラーに一時的に転送する操作です。リソースには、プール、ボリューム、キャッシュ データ、ホストID情報、LUN、WWNなどが含まれます。リカバリーも参照してください。
ファンモジュール 5U84エンクロージャで使用するファンFRU。エンクロージャごとに5基あり、PSUから分離されています。FC ファイバ チャネル。
FC-AL Fibre Channelアービトレート型ループ。デバイスを一方向のループに接続するFCトポロジー。
FDE フル ディスク暗号化。ストレージ システムのすべてのユーザー データをセキュリティで保護する機能。ロック キー、パスフレーズ、リパーパス、SEDも参照してください。
FPGA フィールド プログラマブル ゲート アレイ。製造後の設定を目的として設計された集積回路。
FRU フィールド交換可能ユニット。エンクロージャを修理施設に送らなくても正規サービス担当者であればエンクロージャ内で交換できる製品モジュール。製品のインターフェイスでは、用語「FRU」はFRUとCRUの両方を指す言葉として使用されています。CRUを参照してください。
Full Disk Encryption FDEを参照してください。
GEM ジェネリック エンクロージャ マネジメント。エンクロージャの電子的パラメーターや環境パラメーターの管理を行うファームウェア。GEMはエキスパンダ コントローラーによって使用されます。
グローバル スペア 故障したディスクを交換する目的で、フォールトトレラントなRAIDレベルの任意のディスク グループによる使用のために予約されたディスク。使用可能ディスク、互換ディスク、専用スペア、ダイナミック スペアも参照してください。
HBA ホスト バス アダプター。I/O処理、およびホストとストレージ システム間の物理接続を支援するデバイス。
ホスト サーバーを表す、ユーザー定義のイニシエータ グループ。
ホストグループ マッピング操作などの管理をしやすくすることを目的としたユーザー定義のホスト グループ。ホスト ポート ホスト コンピューターへの直接の、またはネットワーク スイッチ経由でのインターフェイスとなる、コントローラー モジュール上のポート。
イニシエータ ストレージ システムを接続する外部ポート。サーバー内のI/Oアダプターのポートや、ネットワーク スイッチのポートが、外部ポートになる場合があります。
I/O Manager コントローラー モジュールのSNMP MIBの用語。
I/O モジュール IOMを参照してください。
IOM 入出力モジュールまたはI/Oモジュール。IOMにできるのはコントローラー モジュールか拡張モジュールのどちらかです。
IOPS 毎秒あたりのI/O操作数。
IQN iSCSI修飾名。
iSCSI インターネットSCSI。
iSNS インターネット ストレージ名サービス。
JBOD 「単なるディスクの集まり」。拡張エンクロージャを参照してください。
LBA 論理ブロック アドレス。データ ブロックの位置の指定に使用されるアドレス。
残存 ディスクのメタデータのタイムスタンプがディスク グループの他のディスクのタイムスタンプよりも古いために、または再スキャン時にディスクが検出されなかったために、システムによってディスク グループから除外されたディスクの状態。ディスクのメタデータがクリアされるまでは、残存ディスクを別のディスク グループで使用することはできません。ディスク メタデータのクリアの詳細および注意事項については、マニュアルでディスク メタデータのクリアに関するトピックを参照してください。
LFF ラージ フォーム ファクター。
リニア データ ストレージの仮想化にページングストレージ テクノロジーを使用しないボリュームなどの論理コンポーネントに対するストレージクラスの指定。リニア方式ではユーザー データを、連続的で、完全に割り当てられた物理ブロックに格納します。その際、ホストに提示される論理データと論理データが格納されている物理ストレージとの間で固定(静的)マッピングを使用します。
リニア ディスク グループ リニア ストレージにおいて、特定のRAIDレベルを使用するように設定されたディスク グループ。リニア ディスク グループに収容できるディスクの台数はそのRAIDレベルによって決まります。サポートされているすべてのRAIDレベルを使用できます。リニア ディスク グループを作成すると、ディスク グループのボリューム収容プロパティを表す、同じ名前のリニア プールも作成されます。リニア プールも参照してください。
リニア プール リニア ストレージにおいて、1つのリニア ディスク グループで構成されるボリュームのコンテナ。
LIP ループ初期化プリミティブ。コントローラーのループIDの判定に使用されるFCプリミティブ。ロック キー FDE対応ディスクのデータの暗号化および復号化を管理するシステム生成値。FDE、パスフレーズも参照してください。
ループ FC-ALを参照してください。
LUN 論理ユニット番号。マップされたボリュームをホスト システムから識別できるようにする番号。
MAC アドレス メディア アクセス制御アドレス。ネットワークでの通信用としてネットワーク インターフェイスに割り当てられる固有の識別子。
管理コントローラー MCを参照してください。
マップ/マッピング ボリュームをストレージ デバイスとしてホスト システムに提示するかどうか、および、ホスト システムからボリュームに対してどのようなアクセスを許可するかを指定する設定。マッピングの設定には、アクセス タイプ(読み書き、読み取り専用、またはアクセスなし)、イニシエータがボリュームへのアクセスに使用するコントローラー ホスト ポート、および、ホスト システムからボリュームを識別できるようにするLUNが含まれます。デフォルトのマッピング、明示的なマッピング、マスキングも参照してください。
マスキング ホストから対象のボリュームへのアクセスができないことを指定するボリュームマッピング設定。デフォルトのマッピング、明示的なマッピングも参照してください。
MC 管理コントローラー。人とPC間のインターフェイス(PowerVault Managerなど)、およびPC同士のインターフェイス(SNMPなど)の役割を担い、ストレージ コントローラーとやり取りするプロセッサー(コントローラー モジュールにあります)。EC、SCも参照してください。
メタデータ ディスク固有の情報、ディスク グループ固有の情報、およびボリューム固有の情報を格納する、ディスクの最初のセクター内のデータ。ディスク グループのメンバーシップ、スペアID、ディスク グループの所有権、ディスク グループ内のボリュームとスナップショット、ボリュームのホスト マッピング、最後のメディア スクラビングの結果などがあります。
MIB 情報管理ベース。SNMPでエンティティの管理に使用されるデータベース。ミッドプレーン エンクロージャの中央で各コンポーネントが接続するプリント基板。マウント ホストOSからのボリュームへのアクセスを可能にすること。ホスト、マップ/マッピング、ボリュームも参照してください。
ミッドプレーン エンクロージャの中央で各コンポーネントが接続するプリント基板。
mount ホストOSからのボリュームへのアクセスを可能にすること。ホスト、マップ/マッピング、ボリュームも参照してください。
ネットワークポート 管理コントローラーがネットワークへの接続に使用する、コントローラー モジュールのEthernetポート。
NTP ネットワーク タイム プロトコル。
NVデバイス 不揮発性デバイス。コントローラー モジュール内のCompactFlashメモリー カード。OID オブジェクト識別子。SNMPにおける、MIB内のオブジェクトの識別子。
孤立データ 書き込み不可能なキャッシュ データを参照してください。
オーバーコミット 仮想プールに、プールの物理容量を超える合計サイズのボリュームを持たせることを許可するかどうかを制御する設定。
オーバーコミット状態 Virtual Volumesに割り当てられたストレージ容量が、ストレージ システムの物理容量を超えていること。
ページ 仮想ディスク グループ内の連続したLBA範囲。
ページング ストレージ 論理ホストが物理ストレージに対して要求するマッピング方式。要求をストレージの仮想化された「ページ」にマップし、ページをさらに物理ストレージにマップします。この方式は、要求をストレージ デバイスに直接マップする従来のリニア方式と比べて、より柔軟に容量を拡張してデータを自動的に移動できます。ページング ストレージは仮想ストレージとも呼ばれます。
親ボリューム スナップショットを持つ仮想ボリューム(ベース ボリュームかベース スナップショット ボリュームのどちらか)。スナップショットの親はスナップショット ツリーで自身の直接の祖先になります。
パートナー ファームウェア アップデート PFUを参照してください。
パスフレーズ ユーザーが作成するパスワードで、ユーザーがFDE対応のシステムでロック キーを管理できるようにします。FDE、ロック キーも参照してください。
PCB プリント基板。
PCBA プリント基板アセンブリー。
PCM 電源および冷却モジュールFRU。内蔵ファンを含む電源装置モジュール。PSUも参照してください。
PDU 配電ユニット。PCMまたはPSUが接続するラック配電電源。ピア接続 非同期レプリケーションの関係を確立する目的で2つのシステム間でピアツーピアの関係を定義する、設定可能なエンティティ。ピア システムも参照してください。
ピア システム ローカル システムからアクセスでき、非同期レプリケーションの候補となるリモート ストレージ システム。ピア接続ではどちらのシステムも互いにピア システムと見なされ、どちらも互いにピア接続を維持します。ボリュームの非同期レプリケーションは、ピア接続で設定されたピア システム間でどちらの方向にも発生する可能性があります。ピア接続も参照してください。
PFU パートナー ファームウェア アップデート。ユーザーが1台のコントローラーでファームウェアをアップデートしたときにパートナー コントローラーが自動的にアップデートされること。
PGR 永続的グループ予約。
PHY SASネットワーク内のデバイス間の物理リンク(データ転送を可能にする)を形成する2つのハードウェア コンポーネントのいずれか1つ。
ポイントツーポイント 2つのポートが直接接続するファイバ チャネル ポイントツーポイント トポロジー。プール リニア プール、仮想プールを参照してください。
POST 電源投入時のセルフ テスト。デバイスの電源投入直後に実行されるテスト。
プライマリ システム レプリケーション セットのプライマリ ボリュームを格納するストレージ システム。レプリケーション セット、セカンダリ システムも参照してください。
プライマリボリューム レプリケーション セットのデータのソースでありホストにマップできるボリューム。プライマリ ボリュームは、プライマリ ストレージ システムのプライマリ(リニア ストレージ)またはプール(仮想ストレージ)に存在します。
PSU 電源供給ユニット
クイック リビルド ディスク グループ内でのディスク障害発生後に、ユーザー データが完全なフォールトトレラントよりも悪い状態となっている時間を短縮する仮想ストレージ機能。クイック リビルドのプロセスでは、ユーザー データが含まれているデータ ストライプのみが再構築されます。ユーザー データに割り当てられていないデータ ストライプはバックグラウンドで再構築されます。
RAIDヘッド コントローラー エンクロージャを参照してください。
RBOD 「RAIDディスクの集まり」。コントローラー エンクロージャを参照してください。
読み取りキャッシュ SSDで構成される特殊なディスク グループで、プール内の他の場所の回転ディスクに保存されているデータへの読み取りアクセスを高速化する目的で、仮想プールに追加することができます。読み取りキャッシュは読み取りフラッシュ キャッシュとも呼ばれます。
読み取りフラッシュ キャッシュ 読み取りキャッシュを参照してください。
recovery アクティブ/アクティブ構成におけるリカバリーとは、コントローラー リソースの所有権を、自身のパートナー コントローラーからオフラインだったコントローラーに戻す操作のことです。リソースには、ボリューム、キャッシュ データ、ホストID情報、LUN、WWNなどが含まれます。読み取りキャッシュも参照してください。
リモートsyslogサポート syslogを参照してください。
レプリケーション プライマリ ボリュームの内部スナップショットを作成し、Fibre ChannelまたはiSCSIリンク経由でスナップショット データをセカンダリ システムにコピーして、プライマリ システムのボリュームからセカンダリ システムのボリュームに、ブロックレベルでデータの非同期レプリケーションを行うこと。
レプリケーション セット 仮想レプリケーションにおいて、レプリケーションの実行のベースとなるインフラストラクチャを収容するコンテナ。レプリケーション セットは、ピア システムでプライマリ ボリュームのリモート コピーを維持する目的で、プライマリ ボリュームとセカンダリ ボリュームとの間の関係を定義します。プライマリ ボリューム、セカンダリ ボリュームを参照してください。
レプリケーション スナップショット履歴 レプリケーション取り扱いの一部として、レプリケーション セットによりプライマリ ボリュームやセカンダリ ボリュームのスナップショットが自動的に作成され、その結果として、過去にレプリケートされたデータの履歴が作成されます。この機能は、セカンダリ ボリュームに対して、またはプライマリ ボリュームとそのセカンダリ ボリュームに対して有効にすることができますが、ボリューム グループに対しては有効にすることはできません。
リパーパス システムまたはディスクのすべてのデータをFDE対応システムで消去する方法。リパーパスによってシステムやディスクはセキュリティで保護されなくなり、正しいパスフレーズが不要になります。FDE、パスフレーズも参照してください。
RFC 読み取りフラッシュ キャッシュ。読み取りキャッシュを参照してください。
SAS シリアル接続SCSI。
SBB ストレージ ブリッジ ベイ。ストレージ エンクロージャの設計における物理的側面、電気的側面、およびエンクロージャ管理の側面を標準化する仕様。
SC ストレージ コントローラー。RAIDコントローラーの機能を担うプロセッサー(コントローラー モジュールにあります)。SCはRAIDコントローラーとも呼ばれます。EC、MCも参照してください。
セカンダリ システム レプリケーション セットのセカンダリ ボリュームを格納するストレージ システム。レプリケーション セット、プライマリ システムも参照してください。
セカンダリ ボリューム レプリケーション セットのデータの宛先でありホストからアクセスできないボリューム。セカンダリ ボリュームは、セカンダリ ストレージ システムのセカンダリ(リニア ストレージ)またはプール(仮想ストレージ)に存在します。
シークレット CHAPでの使用において、認証を有効にするためにイニシエータとターゲット間で共有されるパスワード。
SED 自動暗号化ドライブ。ハードウェアベースのデータ暗号化を提供し、ストレージ システムのフル ディスク暗号化機能の使用をサポートするディスク ドライブ。FDEも参照してください。
SEEPROM シリアル電気的消去可能ROM。FRU IDデバイスとして使用される不揮発性の(電源をオフにしても持続する)PCメモリーの一種。
SES SCSIエンクロージャ サービス。イニシエータでSCSIコマンドを使用したエンクロージャとの通信を可能にするプロトコル。
SFCB スモール フットプリントCIMブローカー。
SFF スモール フォーム ファクター。
SFTP SSHファイル転送プロトコルの略。ファームウェア アップデートをインストールし、ログをダウンロードし、セキュリティ証明書とキーをインストールするためのセキュアなセカンダリ インターフェイスです。クライアントとサーバーの間で送信されるすべてのデータが暗号化されます。
SHA セキュア ハッシュ アルゴリズム。
シェルフ エンクロージャを参照してください。
サイドプレーン エンクロージャ内部で各コンポーネントが縦方向に接続するプリント基板。
SLP サービス ロケーション プロトコル。事前の設定を必要とせずに、コンピューターやその他のデバイスからローカル エリア ネットワーク内のサービスを検索できるようにします。
SMART セルフモニタリング アナリシス アンド リポーティング テクノロジー。ディスク ドライブの障害を予測しそれらの潜在的な障害を報告する目的で信頼性インジケータを監視する、ディスク ドライブのモニタリング システム。
SMC ストレージ管理コンソール。各コントローラー モジュールに組み込まれ、ストレージ システムの主要な管理インターフェイスとなるWebアプリケーション。
SMI-S Storage Management Initiative - Specification。SNIAによる標準で、ストレージ ネットワークとストレージ デバイスの相互運用可能な管理を実現します。

ストレージにおけるCIMの解釈であり、オブジェクト指向の技術を使用して、データの一貫した定義と構造を提供します。

5U84エンクロージャ搭載のシステムではSMI-Sはサポートされていません。

スナップショット ソース ボリューム内のデータのポイント イン タイム コピーで、スナップショットの作成時に存在していたデータの状態を保存します。スナップショットに関連しているデータは、ソース ボリュームとそれに関連したスナップ プールの両方に記録されます。スナップショットはマッピングして、書き込むことが可能です。ホストにマッピング可能なスナップショットは、スナップショットの制限を受けます。一方、一時的なスナップショットとマップ不可能なスナップショットは制限を受けません。
スナップショット ツリー スナップショットの作成によって相互関係を持つVirtual Volumesのグループ。スナップショットは既存のスナップショットから取得できるため、ボリュームの相互関係はボリュームの「ツリー」と捉えることができます。ツリーの深さは254のレベルまで可能です。ベース ボリューム、子ボリューム、親ボリューム、ソース ボリュームも参照してください。
SNIA Storage Networking Industry Association。ストレージ ネットワーキング テクノロジーおよびアプリケーションに関わる米国の業界団体。
ソースボリューム スナップショットのあるボリューム。親ボリュームの同義語として使用されます。SSD ソリッドステート ドライブ。
SSH セキュア シェル。セキュア データ通信のためのネットワーク プロトコル。
SSL セキュア ソケット レイヤー。インターネット経由でのセキュリティを提供する暗号形式プロトコル。
標準ボリューム イニシエータにマップでき、ホスト システムにストレージ デバイスとして提示できるものの、スナップショットに対しては有効にならないボリューム。
ストレージコントローラー SCを参照してください。
ストレージシステム 少なくとも1基の接続された拡張エンクロージャを持つコントローラー エンクロージャ。製品のマニュアルやインターフェイスでは、「ストレージ システム」と「システム」は同じ意味で使用されます。
Syslog IPネットワーク全体のイベント メッセージをログ サーバーに送信するためのプロトコル。この機能はUDP(ユーザー データグラム プロトコル)をサポートしていますが、TCP(伝送制御プロトコル)はサポートしていません。
シン プロビジョニング 仮想ボリュームの最終的なサイズに対応するストレージを直ちに割り当てるのではなく、データの書き込み時にボリュームの実際のストレージを割り当てることができるようにする仮想ストレージ機能。これにより、ストレージ管理者は物理ストレージをオーバーコミットできるようになり、その結果、接続しているホスト システムを、実際に割り当てられる量より多くのストレージが使用可能であるかのように運用できるようになります。物理リソースが満杯になった場合は、ストレージ管理者が必要に応じてストレージ容量を追加できます。
階層 同じプール内の1つまたは複数の仮想ディスク グループで構成される同種のディスク グループ(通常は容量とパフォーマンス レベルが同じ)。階層はそれぞれのパフォーマンス、容量、コストの特性が異なり、そのことが、どのデータをどの階層に配置するかを選択する際の基準になります。定義済みの階層は次のとおりです。
  • パフォーマンス。SSDを使用します(高速)。
  • 標準。エンタープライズクラスの回転SASディスクを使用します(10k/15kのRPM、高容量)。
  • アーカイブ。ミッドラインの回転SASディスクを使用します(10k未満のRPM、高容量)。
階層の移行 1つの仮想ボリュームに関連づけられたデータ ブロックを、そのボリュームのデータに対して検出されたアクセス パターンに基づいて、階層間で自動的に移動すること。
トレイ エンクロージャを参照してください。
ULP ユニファイドLUNプレゼンテーション。ホスト システムから任意のコントローラー ホスト ポートを介して、マップされたボリュームにアクセスできるようにするRAIDコントローラーの機能。ULPによってALUAの拡張機能が組み込まれます。
アンダーコミット状態 ボリュームに割り当てられたストレージ容量が、ストレージ システムの物理容量より少ないこと。
アンマウント ホストOSからボリュームへのアクセスを削除すること。
書き込み不可能なキャッシュ データ まだディスクに書き込まれておらず、存在しなくなったボリュームまたはディスクがオンラインではないボリュームに関連づけられているキャッシュ データ。データが必要になった場合は、ボリュームのディスクをオンラインにする必要があります。データが不要の場合は消去することができます。その場合、データは失われ、ホスト システムとディスク間でデータの違いが生じます。書き込み不可能なキャッシュ データは孤立データとも呼ばれます。
UPS 無停電電源装置(UPS)。
UTC 協定世界時。
UTF-8 UCS変換形式 - 8ビット。PowerVault ManagerおよびCLIで使用されるUnicode文字セットのすべての文字を表現できる可変幅エンコーディング。
vdisk リニア ディスク グループを参照してください。
仮想 データ ストレージの仮想化にページング ストレージ テクノロジーを使用するボリュームなどの論理コンポーネントに対するストレージクラスの指定。ページング ストレージを参照してください。
仮想ディスク グループ 特定のRAIDレベルを使用するように設定されたディスク グループ。仮想ディスク グループに収容できるディスクの台数はそのRAIDレベルによって決まります。仮想ディスク グループは新規または既存の仮想プールに追加できます。仮想プールも参照してください。
仮想プール 1つまたは複数の仮想ディスク グループで構成されるボリュームのコンテナ。
ボリューム データ保存の目的でホスト システムに提示されるストレージの固定サイズの連続範囲を論理的に表現したもの。
ボリューム コピー リニア ボリューム内のデータの独立したコピー。ボリュームをコピーする機能は、スナップショット機能を活用したものです。
ボリューム グループ マッピング操作などの管理をしやすくすることを目的としたユーザー定義のボリューム グループ。
VPD バイタル プロダクト データ。エンクロージャまたはFRUのEEPROMに保持され、GEMがコンポーネントの識別と制御に使用するデータ。
WBEM Webベース エンタープライズ マネジメント。
WBI Webブラウザー インターフェイス。PowerVault Managerと呼ばれます。ストレージ システムを管理するための主要なインターフェイスです。ユーザーは、HTTP、HTTPS(セキュリティ強化のため)、またはその両方を有効にすることができます。
WWN ワールド ワイド名。ストレージ テクノロジーで使用するデバイスを識別する、世界全体で一意の64ビット数値。
WWNN ワールド ワイド ノード名。デバイスを識別する、世界全体で一意の64ビット数値。
WWPN ワールド ワイド ポート名。ポートを識別する、世界全体で一意の64ビット数値。

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