日付設定および時刻設定を変更する
バナー内の日付/時刻パネルに表示されるストレージ システムの日付と時刻を変更することができます。日付と時刻の設定には、システム ログと通知のエントリに正しいタイム スタンプが付くようにすることが重要です。
日付と時刻を手動で設定するか、NTPを使用してネットワーク接続されたサーバから取得するようにシステムを設定できます。NTPが有効でNTPサーバが使用可能な場合は、システムの時刻と日付をNTPサーバから取得できます。これにより、複数のストレージ デバイス、ホスト、ログ ファイルなどを同期させることができます。NTPが有効でNTPサーバが存在しない場合は、あたかもNTPが有効になっていないかのように日付と時刻が維持されます。
NTPサーバーの時刻は、UTCのタイム スケールで提供されます。タイム スケールには、いくつかのオプションがあります。
- 複数のタイム ゾーンに設置されているストレージ デバイス間で時間ととログを同期するには、すべてのストレージ デバイスを設定してUTCを使用します。
- ストレージ デバイスにローカル時刻を使用するには、そのタイム ゾーン オフセットを設定します。
- タイム サーバーによってUTCではなくローカル時刻の提供が可能な場合は、タイム サーバーを使用し、これ以上時間調整を行わないように、ストレージ デバイスを構成します。
NTPが有効であっても無効であっても、ストレージ システムでは、夏時間の時間調整は自動的に行われません。このような調整は手動で行う必要があります。
注: プライマリ システムとセカンダリ システムのタイムゾーンが異なるレプリケーション セットでセカンダリ システムのタイム ゾーンを変更する場合は、システムを再起動して、管理インターフェイスがレプリケーション操作の適切な時間値を表示できるようにする必要があります。