CHAPおよびレプリケーション
ピア システム間のiSCSI接続にチャレンジ ハンドシェイク認証プロトコル(CHAP)を使用する場合は、以下のプロシージャを参照してCHAPをセットアップします。この方法で両方のシステムを設定します。ピア接続では、両方のシステムがログイン要求の発信者(イニシエータ)と受信者(ターゲット)として交互に動作します。ピア接続は一方向CHAPのみをサポートします。
1つのシステムのみでCHAPを有効にし、2つのシステムが互いのCHAPレコードを持たない場合、またはCHAPレコードのシークレットが異なる場合、CHAPを有効にしたシステムはピア接続を変更できます。ただし、レプリケーション セットの作成、レプリケーションの開始、レプリケーション操作の一時停止など、その他のレプリケーション操作を実行することはできません。CHAPを有効にしていないシステムでは、ピア接続の変更や削除などのレプリケーション操作は実行できません。両方のシステムでフル レプリケーション機能を使用するには、ピア接続用にCHAPを設定します(次のプロシージャを参照)。
2つのシステムが同じシークレットで互いのCHAPレコードを持っている場合、CHAPがどちらか一方のシステムで有効になっているかどうかに関係なく、すべてのレプリケーション操作を実行することができます。つまり、CHAPが両方のシステムで無効なっている場合、一方のシステムでのみ有効になっている場合、または両方のシステムで有効になっている場合でも、どちらか一方のシステムはピア接続、レプリケーション セット、およびレプリケーションで動作することができます。
ピア システム間のiSCSI接続にチャレンジ ハンドシェイク認証プロトコル(CHAP)を使用する場合は、次のプロシージャを参照してCHAPをセットアップします。ピア接続では、両方のシステムがログイン要求のイニシエータとターゲットとして交互に動作します。ピア接続は一方向CHAPのみをサポートします。