PowerEdge M1000e、VRTX、FX2エンクロージャのエンクロージャ ログを生成する方法

PuTTyを使用して、CMCからサポートログを収集する方法を説明します。収集されたログは、シャーシ、ブレード、またはコンソールのレベルで発生する問題のトラブルシューティングに役立ちます。
 

コマンド

RACDUMP

racdumpコマンドを使用すると、ほとんどの問題をトラブルシューティングするために必要なあらゆる情報が揃う可能性があります。

 

DUMPLOGS

dumplogs コマンドはエンジニアリングに使用され、エスカレーション時に必要です。後で追加のログを収集しないで済むように、racdumpとdumplogsを一緒に収集することをお勧めします。

実行コマンド

コントローラへの接続とログの収集には、PuTTYを使用することを推奨します。
 

1. PuTTyをダウンロードします
2. PuTTYを開き、ログ記録を有効にします（図1）。
   
   
   図1：出力を指定
   
    
3. ［Session］でCMCホスト名またはCMC IPアドレスを指定して、［Open］をクリックします（図1）
   
   
   図2：ターゲット システムを指定
   
    
4. 実行するコマンドを入力します。例:
   racdump
dumplogs
getversion
   
   サポートされているコマンドは、『Chassis Management Controller』に記載されています。ログをすべて表示させるには、次のコマンドを起動する必要があります。
   
   - getsysinfo
   - getioinfo
   - getdcinfo
   - getpbinfo
   - getsel
   - getraclog
   - racdump
   - dumplogs
    
5. セッションを終了するには、exitコマンドを入力します。
   
   
   図3：PuTTY CLI 
    
6. これで、作成されたログを分析できます。