症狀
Dell Unity XT 480、680、880 SPが240日間稼働した後にパニックが発生することがあります。
原因
SPパニックは、整数オーバーフロー計算により、64ビットの結果が32ビット変数に格納されることが原因で発生する可能性があります。
この問題は、Unity OEバージョン5.1.0.0.5.394から5.2.2.0.5.004を実行しているUnity XT 480、680、または880アレイで発生する可能性が最も高いです。これは、そのコード内の変更と、それらのモデルで使用されるSPハードウェアによるものです。古いコードやUnityのモデルでは、この問題が発生する可能性が低くなります。
メモ: SPの再起動までの平均日数は275~300日です。SPの再起動は、275日より前に行うことができます。SPの再起動は、240日より前には実行されません。
解析度
修正:
この修正は、Unity OEバージョン5.3.0.0.5.120以降で使用できます。
回避策:
SPパニックを回避するために、SPを240日ごとにプロアクティブに再起動します。SPを再起動する手順については、次の記事を参照してください。
「Unity:ストレージ プロセッサーを再起動する方法(ユーザー修正可能)」
お客様は、
"uptime"
コマンドを実行して、SSHを使用してアレイに接続し、サービス アカウントを使用してSPランタイムを取得します。
次の例では、稼働時間が31日であることを示しています。
04:30:01 service@xxx spa:~/user# uptime
04:30am up 31 days 3:41, 2 users, load average: 29.21, 29.45, 29.51
受影響的產品
Dell EMC Unity Family |Dell EMC Unity All Flash, Dell EMC Unity Family