この記事では、11G、12G以降のサーバー世代で、Lifecycle Controllerからシステムのファームウェアをアップデートする方法を説明します。お使いのシステムのファームウェアは、Dellサポートからダウンロードできます。Lifecycle Controllerを開始するには、起動時にF10キーを押します。オンラインのアップデート方法(HTTPSまたはネットワーク共有)を使用する場合は、アップデートを開始する前にネットワーク接続がセットアップされていることを確認してください。
ネットワークをセットアップするには、メイン メニューから[Settings]>[Network settings]の順に選択します。これには、お使いのネットワークに有効な詳細情報を設定する必要があります。
Lifecycle Controller経由でファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行します。
システム起動時にF10キーを押して、Lifecycle Controllerを起動します。
左ペインで、「Firmware Update(ファームウェアアップデート)」をクリックします。
右ペインで、「Launch Firmware Update(ファームウェアアップデートの立ち上げ)」をクリックします。
次のアップデート リポジトリーから、ひとつ選択します。ネットワーク共有(CIFS、NFS、HTTP)、またはFTPサーバー、ローカル ドライブ(CD、DVD、USB)。[Next]をクリックします。「Enter Access Details(アクセス詳細の入力)」ページが表示されます。
HTTPSについては、「Network Share(ネットワーク共有)」、「HTTPS」の順に選択し、「Share Name/Address(共有名/アドレス)」フィールドに「downloads.dell.com」と入力します。「File Path or Update package path(ファイルパスまたはアップデート・パッケージ・パス)」に「カタログ」と入力し、最新のアップデートカタログをダウンロードします。
FTPサーバのアドレスはftp.dell.comです。資格情報を入力する必要はありません。「Test Network Connection(ネットワーク接続のテスト)」をクリックすれば、接続を検証できます。ドメイン名を指定した場合は、サーバーのIPアドレスとドメイン名が表示されます。プロキシIPを指定した場合は、プロキシIPとサーバIPが表示されます。FTPが機能しない場合があります。詳細については、「SLN316878:Dellオンライン リポジトリーからLifecycle Controllerプラットフォームのアップデートに失敗する(英語)」を参照してください。
適切なデータを入力または選択します。
[次へ]をクリックしますアップデートが利用できるカタログファイル、カタログバージョン、およびコンポーネント名が記載された、「Select Updates(アップデートの選択)」ページが表示されます。
アップデートが必要なコンポーネントを選択し、「適用」をクリックします。アップデート プロセスが開始され、ファームウェア アップデートが完了します。リスタート後、システムが使用可能な状態になります。
注:詳細については、「Dell EMC PowerEdgeサーバのファームウェアおよびドライバーのアップデート」SLN300662を参照してください。