「残像」、「ゴースト」、「焼き付き」とは
画面上に静止画像が残り完全に消えないことを、残像と呼びます(「ゴースト」または「焼き付き」ともいう)。画面上に画像の「ゴースト」または薄れた画像が残ります。
残像を回避する最善の方法は、画像を同じ位置に長時間表示しないようにすることです。
LCDフラットパネル ディスプレイの残像(あるいは「焼き付き」)は、ディスプレイの不適切な使用とみなされ、デルの限定保証の対象にはなりません。
プラズマおよびLCDフラット パネル テレビの製造元は、この問題が起こりにくいようにする技術の導入を続けていますが、画像の「焼き付き」を発生させないようにできる簡単な手順があります。
- 画面に静止画像を長時間表示しないようにしてください。
- 見ていないときは、ユニットの電源を切ってください。
- 20分間を超えてDVDを一時停止にしないでください。
- 特に新しいプラズマTVの場合は、長時間画面に画像を表示しないように注意してください。 新しい蛍光体は、点火時に通常より極度に燃焼します。これは比較的新しいプラズマTVでは「ゴースト」が発生しやすいということであり、画面上に長時間画像が表示されると発生します。
- 特にプラズマTVの場合は、コントラストを下げることで焼き付きを防止できます。特に最初の200時間の使用時に有効です。
- TVを使ってコンピューターのビデオ ゲームをしている場合は、スクリーン セーバー機能または電源管理設定を使用して、一定時間が経過すると表示が変更あるいは消えるようにしてください。
Dell LCD TVでの残像の修正
残像を消去するには、LCDのピクセルを動かして残留電荷を放出します。これを最も簡単に行うには、画像が繰り返し変更されるランダムパターンを表示するスクリーンセーバーを使用します。コンピューターにTV出力機能があれば、LCD TVに接続できます。画像を消すのに必要な時間は、パネルテクノロジおよび画像がどの程度固定されているかによって大きく異なります(分、時間、日)。
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LCDモニタの電源を長時間切ったままにすると、画像は消えません。ランダム画像でピクセルを帯電/放電して電荷を放電する必要があります。 |
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DellプラズマTVの調整オプションによる残像の消去
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DellプラズマTVに搭載されたPlasma Conditioning(プラズマ調整)機能を使用する前に、以下の点に注意します。
- この文書には、お客様がDellプラズマTVの残像を消すための情報が記載されています。
プラズマTVに対するDellの保証では、残像や画像の焼き付きの問題は保証対象になりません。
- 残像が極端にひどい場合を「焼き付き」と言います。Plasma Conditioning(プラズマ調整)機能では「焼き付き」は解消されません。
- Plasma Conditioning(プラズマ調整)機能は、残像の問題の解決にのみ使用してください。使いすぎるとTVの輝度が低下する場合があります。
- Plasma Conditioning(プラズマ調整)機能は、完了までに数時間かかることがあります。
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Plasma Conditioning(プラズマ調整)機能を使用するには、次の手順に従います。
- DellプラズマTVの電源ボタンを押して電源を入れます。
- DellプラズマTVのリモコンで、Menu(メニュー)ボタンを押してOSDメニューを表示させます。
- リモコンの中央にある矢印ボタンを押して、OSDメニューの[Setup](セットアップ)アイコンをハイライトします。
- Enter(確定)ボタンを押して、[Setup](セットアップ)オプションを選択します。[Setup](セットアップ)メニューが表示されます。
- リモコンの矢印ボタンを使用して、[Plasma Conditioning](プラズマ調整)オプションをハイライトします。
- Enter(確定)ボタンを押します。Plasma Conditioning(プラズマ調整)プロセスが開始します。