ノートパソコンからブーンという高音がする

特定の状況で、システムからブーンという高音が断続的に聞こえることがあります。音はCPUのアクティビティによって異なり、USBデバイスを接続すると頻度が高くなる場合があります。このブーンという音は、すべてのノートパソコンである程度は聞こえますが、コンピュータから聞こえるその他の一般的な音とは異なるので異常と受け止められます。

この音は、CPUの電力回路が原因であると特定されており、CPUの電力状態がC3(クロック停止)になっているときにのみ聞こえます。この状態では、コンピューターはシャーシの熱を低減し、バッテリー持続時間を延ばすように設計された低電力モードになっています。プロセッサーの電源回路のコンポーネントに対する変更は、振動効果と呼ばれる現象によって引き起こされます。特定の電圧がこれらのコンポーネントに適用されると、コンポーネントが共振を始め、人が聞き取れる範囲（15～20KHz）の音が発生します。

この音は正常な動作であり、コンピュータの音響仕様の範囲内にあります。

バスマスタリングデバイスを有効にして、CPUの電力状態がC3にならないようにします

オンボードBluetooth無線通信などのバスマスタリングデバイスを有効にして、CPUの電力状態がC3にならないようにします。このようにすると、断続的な高周波のブーンという音がなくなります。ただし、システムがバッテリーのみで動作している場合は、バッテリーの動作時間が短縮されます。

Bluetooth無線通信を有効にするには、次の手順に従います。

1. システム トレイのBluetoothアイコン を右クリックします。
2. Bluetooth 設定 メニューが表示されたら、メニューに表示されている場合は、 電源オン を左クリックします。[Power Off](電源切断)が表示される場合、Bluetooth無線通信は既に有効になっています。

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