文書番号: 000222496
Windows Server 2022では、これまでとは違い回復パーティションがCドライブの後に作成されるようになりました。
これにより、OSインストール時にパーティションを分けると以下のような構成となり、将来Cドライブの拡張の妨げになるケースがあります。
本ドキュメントでは、以下のようにCドライブを最大まで拡張し、回復パーティションをディスクの後方に移動して再構成する方法について記載します。
コマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
reagentc /disable
コマンドで、回復環境を無効化します。
Diskpartコマンドツールを利用し、回復環境パーティションを削除します。
*ご利用環境に合わせ"Select Disk"および"Select Pertition"の番号を変更してください。
Cドライブを最大まで拡張します。
Cドライブの最後に回復パーティション用の領域を作成します。
回復環境を有効化します。
reagentc /enable
回復環境が有効となったことを確認します。
reagentc /info
Winre.wimをOSのインストールメディアから抽出し対応します。
OSインストールメディアをDVDドライブで読み込み、"souces"フォルダ内の"install.wim"ファイルを任意の場所にコピーします。
解凍ソフトを使用しinstall.wimを解凍します。
展開されたフォルダより、"winre.wim"を検索します。
"winre.wim"は解凍先のinstall\1\Windows\System32\Recovery内に格納されています。
"winre.wim"を"C:\Windows\System32\Recovery"にコピーします。
以降の手順は、上記"回復パーティションの再構築手順"と同じです。
Microsoft Windows Server 2022
19 3月 2024
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How To