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Windows Server: BCDファイルの修復方法(起動モード: BIOS)

概要: 本ドキュメントでは、起動モードがBIOSの環境において、BCDファイルの破損によりOSが起動できない場合の復旧方法について説明します。

この記事は次に適用されます: この記事は次には適用されません: この記事は、特定の製品に関連付けられていません。 すべての製品パージョンがこの記事に記載されているわけではありません。

手順

BCDファイル修復手順 1.

  1. bootrec /fixmbrコマンドでMBRを上書きします。
    *実行してもエラーが発生する場合は、修復手順2.へ進んでください。

  2. bootrec /fixbootコマンドでブートセクターをシステムパーティションに上書きします。
    *実行結果が"Access is denied."(アクセス拒否)と表示され実行できない場合はスキップしてください。

  3. bootrec /rebuildbcdコマンドでBCDストアを再構築します。

  4. 再起動し、OSが起動できるか確認します。

 

BCDファイル修復手順 2.

  1. bcdedit /export C:\BCD.oldコマンドで、ブート構成データ(\Boot\BCDファイル)の内容をエクスポートします。

  2. cd /d c:\bootコマンドで、Bootフォルダのディレクトリに移動します。

  3. BCDファイルを正しく表示させるため、attrib bcd -s -h -rコマンドで隠しファイルの属性を変更します。

  4. ren c:\Boot\bcd bcd.oldコマンドでBCDファイルをリネームしバックアップします。

  5. bootrec /rebuildbcdコマンドでBCDストアを再構築します。

  6. 再起動し、OSが起動できるか確認します。

 

Hyper-Vをインストールしている場合に実施が必要な設定

  1. Hyper-Vの役割をインストールしている場合、ログオン後に下記のコマンドを実行し利用できるようにします。
    bcdedit /set {current} hypervisorlaunchtype auto

  2. 確認のためbcdeditコマンドを実行し、"hypervisorlaunchtype"で"Auto"の項目が追加されていることを確認します。

 

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対象製品

Microsoft Windows Server 2016, Microsoft Windows Server 2019, Microsoft Windows Server 2022, Microsoft Windows 2012 Server, Microsoft Windows 2012 Server R2
文書のプロパティ
文書番号: 000215662
文書の種類: How To
最終更新: 10 10月 2023
バージョン:  4
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