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IBM AIX 7.xプラットフォームでOracle RMAN Agentバージョン19.9をインストールして構成する方法

概要: IBM AIX 7.xプラットフォームでOracle Agentバージョン19.9をインストールして構成する方法について説明します。

この記事は次に適用されます: この記事は次には適用されません: この記事は、特定の製品に関連付けられていません。 すべての製品パージョンがこの記事に記載されているわけではありません。

手順

  1. PowerProtect Data ManagerのUIにログインします。

    image.png
  2. 右上隅の[System Setting]メニューをクリックし、[Agent Downloads]をクリックします。
image.png
  1. 次のメニューが開きます。[Oracle]の下にある[Download Agent]をクリックし、[Download for AIX]を選択します。これにより、AIX向けOracle RMAN Agent 19.9がホスト マシンにダウンロードされます。
image.png
 
  1. WinSCPまたは同様のプログラムを使用して、ダウンロードしたエージェント ファイル(ddrman199_aixpower71.tar)をOracleサーバーの「/Home/Oracle」下にコピーします。
  1. AIXサーバーにOracleとしてログインし、次のコマンドを実行して「tar」ファイルの所有権をoracleユーザーに変更します。
chown -R oracle:oinstall ddrman199_aixpower71.tar
  1. 次のコマンドを実行して、tarファイルからファイルを抽出します。ファイルは「/home/oracle/ddrman」下に抽出されます。
tar -xvf ddrman199_aixpower71.tar
 
image.png
 
  1. 「/home/oracle/ddrman」からinstall.shスクリプトを実行します。
install.shスクリプトは、次のプロンプトを表示します。
「Do you want to install under the default installation directory /home/oracle/opt/dpsapps/rmanagent? (y or n)」
メモ:デフォルトのインストール ディレクトリーは、/opt/dpsapps/rmanagentです。これは、デフォルトの$RMAN_AGENT_HOMEの場所です。

ご使用の環境にORACLE_HOMEが設定されている場合、install.shスクリプトは次のようなプロンプトを表示します。新規インストールに必要な場合は、「n」と入力します。
「The Oracle RMAN agent library, libddobk.so, does not exist in /u01/oracle/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1/lib.
Do you want to update settings in /u01/oracle/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1 directory so that RMAN scripts from previous installation can be reused? (y or n) n」

以下のスクリーンショットは、install.shの出力を示します。
 
image.png
 
  1. インストールされたOracle RMAN Agentのバージョンを確認するには、次のコマンドを実行します。
$RMAN_AGENT_HOME/bin/ddutil -i
RMAN Agent Version: 19.9.0.0(10)
  1. RMAN Agent 19.9をPowerProtect Data Manager (PPDM)19.9と統合するには、Oracle AIXサーバーでrootユーザーとしてログインします。
  2. 次のコマンドを実行して、PowerProtectエージェント サービスをインストールします。
installp -a -d /ddrman powerprotect-agentsvc.rte

例えば、コマンドおよび出力は次のようになります。
 
image.png
 
installp」が使用できない場合は、次のようにSMIT UIプログラムを使用して、PowerProtectエージェント サービスをインストールすることもできます。
  1. 次のコマンドを入力します。
smitty install_latest
  1. [Entry]フィールドに、ソフトウェア インストール ファイルを含むディレクトリーの完全なパス名を入力します。
  2. インストールするソフトウェア オプションを選択します。
  3. インストールを開始するには、次のいずれかのアクションを実行します。
  • デフォルトのを選択し、インストールするデフォルトの入力ソフトウェアでEnterを押します。
  • [F4=List]、[powerprotect-agentsvc.rte]の順に選択して、Enterを押します。
  1. インストールが成功したことを確認するには、次のコマンドを入力します。
lslpp -L all | grep -i powerprotect-agentsvc
powerprotect-agentsvc.rte
 
コマンド出力にpowerprotect-agentsvc.rteが含まれている場合、インストールが成功したことを示します。
  1. PowerProtect Data Managerの7000 TCP通信ポートを有効にします。rootユーザーとして/opt/dpsapps/agentsvc/configfw.shスクリプトを実行します。
コマンド出力は次のように表示されます。
/opt/dpsapps/agentsvc/configfw.sh
configuring inbound rules for AIX OS
 
IPv4のフィルター ルール3が正常に追加されました。
  1. PowerProtect Data Managerで必要なアドオンの構成と登録を完了するには、RMAN Agentのアドオン ディレクトリー$RMAN_AGENT_HOME/addonからconfigureAddOn.shスクリプトを実行します。
例えば、コマンドおよび出力は次のように表示されます。
 
image.png
 
  1. PowerProtect Data ManagerのUIに移動します。ログアウトしている場合は、adminとしてログインします。
image.png
 
  1. UIで、左ペインから[Infrastructure]を選択し、[Application Agent]をクリックします。RMAN Agentホストが登録されていることが確認できます。
image.png
 
  1. 左ペインの[Infrastructure]の下にある[Asset Sources]に移動します。使用可能な資産ソースの一部としてRMAN Agentホストが表示されます。
image.png
 
  1. 左ペインの[Infrastructure]下にある[Assets]を参照します。Oracleデータベースが使用可能な資産として表示されています。
image.png
 
  1. 資産が使用可能になったら、次のように、[Protection]>[Protection Policies]に進み、[Add]をクリックして、バックアップを管理する保護ポリシーを作成できます。
image.png
 

その他の情報

次のビデオをご覧ください。

対象製品

PowerProtect Software
文書のプロパティ
文書番号: 000192030
文書の種類: How To
最終更新: 01 2月 2022
バージョン:  5
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