記事の概要
この記事では、ハイパーバイザーを再インストールし、コントローラーVM(CVM)を復元するときに必要な Phoenix ISO を作成する方法について説明します。
nutanixユーザーとしてクラスター内のCVMのいずれかにSSHでログインする
コマンドを実行し、使用可能な領域が最も多いCVMを確認します。
$ allssh df -h /home
の例
ステップ2で nutanix ユーザーとして検証されたCVMにSSHでログインします。
コマンドを実行して、基盤のバージョンを確認します。
$cat ~/foundation/foundation_version
コマンドを実行して、ISOのディレクトリーを作成します。
$mkdir /home/nutanix/foundation/tmp
WinSCPを使用して、「ハイパーバイザー インストーラー ファイルのダウンロード」でダウンロードしたハイパーバイザー インストーラーを、ステップ5で作成したディレクトリーにコピーします。
コマンドを実行して、現在のディレクトリを変更します。
$cd /home/nutanix/foundation/bin
コマンドを実行して、Hypervisorを含む Phoenix ISOイメージ ファイルを作成します。
AHV
$ ./generate_iso phoenix --kvm=/home/nutanix/foundation/tmp/
Exampleでコピーしたファイル名:
$ ./generate_iso phoenix --kvm=/home/nutanix/foundation/tmp/AHV-DVD-x86_64-el7.nutanix.20201105.2286.iso
ステップ5
>ExampleでコピーしたESXi
$ ./generate_iso phoenix --esx=/home/nutanix/foundation/tmp/ $ ./generate_iso phoenix --esx=/home/nutanix/foundation/tmp/VMware-VMvisor-Installer-7.0.0.update01-17325551.x86_64-DellEMC_Customized-A01.iso
数分から10分かかる場合があります。完了すると、出力は次のようになります。
ISOイメージ ファイル(Filename:phoenix-x.x.x-xxx-x86_64.iso)が/home/nutanix/foundation/tmpディレクトリに作成されていることを確認します。
コマンドを実行して、Phoenix ISOイメージ ファイルのmd5チェックサムを確認します。
$ md5sum /home/nutanix/foundation/tmp/
WinSCPを使用して作成したISOを任意のマシンにダウンロードします。
ステップ11でダウンロードしたISOのmd5チェックサムを確認し、ステップ10で確認した値と一致するかどうかを確認します。
値が同じでない場合は、ダウンロード中にISOが破損している可能性があります。ISOを再度ダウンロードします。
CVMの/home/nutanix/foundation/tmpにあるハイパーバイザー インストーラーおよび Phoenix ISO ファイルを削除します。