文書の概要:この文書には、Precision Workstation T3500でサポートされているメモリー構成に関する情報が記載されています。
Precision T3500は、1066 MHzおよび1333 Mhz DDR3非バッファー型SDRAMメモリーを使用しています。DDR3 SDRAM、すなわちダブルデータレートの3つの同期動的ランダム アクセス メモリーは、ランダム アクセス メモリー テクノロジーです。これは、多くのSDRAM(ダイナミック ランダム アクセス メモリー)実装の1つであるSDRAMファミリーのテクノロジーの一部であり、前世代に比べて革新的な進歩を遂げています。
その主なメリットは、搭載されているメモリー セルの4倍の速度でI/Oバスを実行できることです。これにより、より高速なバス速度と、以前のテクノロジーよりも高いピーク スループットを実現できます。これは、より高いレイテンシーのコストで実現されます。また、DDR3標準によって、512メガビットから8ギガビットのチップ容量を実現し、最大16ギガバイトのメモリー モジュールを有効にすることができます。
DDR3の副次的なメリットは、DDR3の8ビットのディープ プリフェッチ バッファーによって可能になる帯域幅が大きいことに起因します。一方、DDR2は4ビット、DDRは2ビットの深さです。
メモリー | |
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メモリー モジュール コネクター | 6 |
メモリー モジュールの容量 | 1 GB、2 GB、または4 GB |
メモリーのタイプ | DDR3 1066 MHz & 1333 MHz(ECCおよび非ECC対応) |
最小メモリー | 1 GB |
最大メモリー | 24 GB |
Precision Workstation T3500は、1 GBから24 GBのメモリーをサポートできます。ただし、特定の構成でインストールする必要があります。以下に、さまざまなサイズ構成のメモリーをインストールする方法について説明している図を示します。
サイズ (GB) |
DIMM ランク |
DIMM1 | DIMM2 | DIMM3 | DIMM4 | DIMM5 | DIMM6 | 1333 MHz | 1066 MHz | チャネル モード |
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1 | SR | 1 GB | ○ | ○ | シングル | |||||
2 | SR | 1 GB | 1 GB | ○ | ○ | 二重 | ||||
3 | SR | 1 GB | 1 GB | 1 GB | ○ | ○ | トリプル | |||
4 | SR | 1 GB | 1 GB | 1 GB | 1 GB | ○ | ○ | トリプル | ||
4 | DR | 2 GB | 2 GB | ○ | ○ | 二重 | ||||
6 | SR | 1 GB | 1 GB | 1 GB | 1 GB | 1 GB | 1 GB | ○ | ○ | トリプル |
6 | DR | 2 GB | 2 GB | 2 GB | ○ | ○ | トリプル | |||
12 | DR | 2 GB | 2 GB | 2 GB | 2 GB | 2 GB | 2 GB | ○ | ○ | トリプル |
12 | DR | 4 GB | 4 GB | 4 GB | ○ | ○ | トリプル | |||
24 | DR | 4 GB | 4 GB | 4 GB | 4 GB | 4 GB | 4 GB | ○ | ○ | トリプル |