メイン コンテンツに進む
  • すばやく簡単にご注文が可能
  • 注文内容の表示、配送状況をトラック
  • 会員限定の特典や割引のご利用
  • 製品リストの作成とアクセスが可能
  • 「Company Administration(会社情報の管理)」では、お使いのDell EMCのサイトや製品、製品レベルでのコンタクト先に関する情報を管理できます。

文書番号: 000139396


Dell EqualLogic: PSシリーズコントローラ順次再起動手順

概要: 本ドキュメントでは、EqualLogic PSシリーズのコントローラをパッシブ側からアクティブ側の順で順次再起動する手順を説明します。

文書の内容


手順

筐体ごと再起動をするとシステム停止が必要となりますので、コントローラを片側ずつ順次再起動する方法としております。
ただし、アクティブ側コントローラを再起動する場合は、iSCSIセッションの切断・再起動が発生しますので、アクセス数が少ない時間帯に実施いただくことが推奨されます。

 

パッシブ側コントローラの再起動

Group Manager CLIにログイン後、以下のコマンドを実行します。
*Group IPアドレスではなく、対象メンバーの物理IPアドレスを指定しログインしてください。
*シリアルでコマンドを実行する場合、シリアルケーブルをアクティブ側コントローラに接続してログインしてください。
コマンド:su exec "ipctunnel -l 9514 -d 514 -a 65534 -t -r cord -g"

パッシブ側の再起動につき、通常はiSCSIセッションの切断は発生せず、アクセス影響はありません。
ただし、Vertical Failover(コントローラポート単位のフェイルオーバー)にてパッシブコントローラ側ポートがアクティブになっていると、該当のiSCSIセッションが切断されます。

 

作業前
パッシブ側を再起動します。
SLN294149_ja__2SLN294149_1

再起動中
SLN294149_ja__3SLN294149_2

再起動完了
Boot Time(起動日時)が更新されたことを確認します。
SLN294149_ja__4SLN294149_3

 

アクティブ側コントローラの再起動

Group Manager GUIよりアクティブ側コントローラを再起動(フェイルオーバー)します。
この作業ではiSCSIセッションの切断・再接続が発生し、これには数十秒~1分程要しますので、アクセスの少ない時間帯に実施することが推奨されます。
また、ハイパーバイザーやアプリケーションのTimeout値が短いと、アクティブコントローラ再起動に伴うiSCSIセッション張り直し中にタイムアウトが発生しますので事前にご確認ください。

  1. "Maintenance"タブを開きRestartボタンをクリックします。
    SLN294149_ja__5SLN294149_4

  2. Adminパスワードを入力します。
    SLN294149_ja__6SLN294149_5

  3. 再起動が開始されます。
    SLN294149_ja__7SLN294149_6

  4. アクティブ側コントローラの再起動(フェイルオーバー)が完了します。
    SLN294149_ja__8SLN294149_7

 

関連リンク

 

文書のプロパティ


影響を受ける製品

Servers, Legacy Storage Models

最後に公開された日付

19 12月 2022

バージョン

8

文書の種類

How To