筐体ごと再起動をするとシステム停止が必要となりますので、コントローラを片側ずつ順次再起動する方法としております。
ただし、アクティブ側コントローラを再起動する場合は、iSCSIセッションの切断・再起動が発生しますので、アクセス数が少ない時間帯に実施いただくことが推奨されます。
Group Manager CLIにログイン後、以下のコマンドを実行します。
*Group IPアドレスではなく、対象メンバーの物理IPアドレスを指定しログインしてください。
*シリアルでコマンドを実行する場合、シリアルケーブルをアクティブ側コントローラに接続してログインしてください。
コマンド:su exec "ipctunnel -l 9514 -d 514 -a 65534 -t -r cord -g"
パッシブ側の再起動につき、通常はiSCSIセッションの切断は発生せず、アクセス影響はありません。
ただし、Vertical Failover(コントローラポート単位のフェイルオーバー)にてパッシブコントローラ側ポートがアクティブになっていると、該当のiSCSIセッションが切断されます。
作業前
パッシブ側を再起動します。
再起動中
再起動完了
Boot Time(起動日時)が更新されたことを確認します。
Group Manager GUIよりアクティブ側コントローラを再起動(フェイルオーバー)します。
この作業ではiSCSIセッションの切断・再接続が発生し、これには数十秒~1分程要しますので、アクセスの少ない時間帯に実施することが推奨されます。
また、ハイパーバイザーやアプリケーションのTimeout値が短いと、アクティブコントローラ再起動に伴うiSCSIセッション張り直し中にタイムアウトが発生しますので事前にご確認ください。
"Maintenance"タブを開きRestartボタンをクリックします。
Adminパスワードを入力します。
再起動が開始されます。
アクティブ側コントローラの再起動(フェイルオーバー)が完了します。
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