文書番号: 000138815
目次
1. ONIE OSインストールモードへの移行
シリアルコンソールポート経由でスイッチに接続します。接続方法についてはこちらをご参照ください。
スイッチの電源をOFF→ONし再起動します。
再起動完了後、ターミナルソフトウェア上に"Press ESC to stop autoboot…"と表示されたら5秒以内にESCキーを押します。
Grubメニューが表示されたらONIEを選択しEnterキーを押します。
ONIEメニューが表示されたらInstall OSを選択しEnterキーを押します。
ONIEプロンプトが表示されたらonie-discovery-stop
コマンドを実行します。
USBメモリを利用してOSをインストールする場合は「USBメモリを利用したOSインストール」に進みます。
こちらの手順を参照しマネジメントポートにIPアドレスおよび必要に応じてデフォルトゲートウェイを設定します。
TFTPサーバーに対してPingを実行し疎通があることを確認します。
ここではIPアドレス:192.168.2.22のTFTPサーバーに対してPingを実行しています。
Pingを停止する場合はCtrl+Cキーを押します。
onie-nos-install tftp://"TFTPサーバーのIPアドレス"/"OSイメージファイル名"
コマンドを実行します。
ここではTFTPサーバーのIPアドレス:192.168.2.22、Dell Networking OSバージョン:9.10.0.0のイメージファイル名を指定しています。
OSのインストール完了後、システムが再起動されます。
スイッチの再起動後にDell Networking OSが起動することを確認します。
以上でTFTPサーバーを利用したOSのインストールは完了です。
fdisk –l
コマンドを実行しUSBメモリのデバイス名を確認します。
ここでは/dev/sdb1がUSBメモリのデバイス名です。
mkdir /mnt/usb
コマンドを実行しUSBメモリをマウントするための/mnt/usbディレクトリを作成します。
mount –t vfat /dev/sdb1 /mnt/usb
コマンドを実行しUSBメモリをマウントします。
マウントされた/mnt/usbディレクトリに移動してls
コマンドを実行し、インストールするOSイメージファイルが表示されることを確認します。
ここではDell Networking OSバージョン9.10.0.0のイメージファイル名が表示されています。
onie-nos-install "OSイメージファイル名"
コマンドを実行し、OSがインストールされます。
OSインストール完了後、システムが再起動されます。
スイッチの再起動後にDell Networking OSが起動することを確認します。
以上USBメモリを利用したOSのインストールは完了です。
PowerSwitch S3048-ON, PowerSwitch S4048-ON, PowerSwitch S6000 ON, PowerSwitch S4048T-ON, PowerSwitch S6010-ON, PowerSwitch S6100-ON, PowerSwitch Z9100-ON
19 12月 2022
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