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Dell EqualLogic: DELL EqualLogic Diagnostics取得手順

概要: 本ドキュメントでは、DELL EqualLogic Diagnosticsの取得方法について説明します。

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手順

概要・注意事項

Dell EqualLogic製品の障害時にサポートを行うにあたり、グループマネージャコマンドラインインターフェイス(CLI)よりdiagコマンドを実行し、診断結果をご送付いただく必要があります。
diagコマンドはアレイ内部のステータス、設定情報を収集するプログラムを実行、コード化し、診断結果出力専用の領域に結果を出力します。
集められたデータには、お客様のデータ、パスワード、アクセス情報は含みません。
一度収集された診断結果は、消去、上書きしない限りアレイ内部に保存されます。
diagコマンドは実行したアレイの情報のみ収集しますので、実際に障害が発生しているアレイに接続して実行する必要があります。
収集された診断結果をアレイから取り出すには3つの方法があります。

  • E-Mail Event Notificationsが設定されており、なおかつ有効なネットワークが設定されている場合、diagコマンド実行後に指定のメールアドレス宛てに暗号化されたテキスト形式にてメールが送付されます。
    取得したデータの量により、最大で5~8通程度のメールが届きます(通常は6通のメールです)。
  • 有効なネットワークが設定されている場合、FTP接続にてアレイから診断結果を取得する方法もあります。
    本ドキュメントの後方をご確認ください。
  • "Telnet"、"sshクライアント"、もしくは"ターミナルクライアント(ハイパーターミナル、Teratermなど)"に出力し結果をキャプチャすることで、診断結果を取得する方法も有効です。
    お使いのターミナルクライアントにてログ出力の取得設定が必要です。

 

diagコマンド実行方法

  1. 以下のいずれかの方法でアレイに接続します。

    • telnet
    • ssh
      *"telnet"、"ssh"での接続の際には、必ずネットワークインターフェイスのIPアドレスを指定します。
      *複数のアレイがグループの中に存在する場合、正しいアレイを選択していることをご確認ください。
      *グループIPアドレスは使用しません。
    • シリアル接続
      *お使いのコンピュータにターミナルクライアントがある場合、アクティブ側のコントローラ・モジュールに付属のシリアルケーブルを接続します。
  2. 対象のアレイに接続が完了したら、"grpadmin"アカウントでログインします。

  3. diagコマンドを実行します。
    コマンド:

    GroupA > diag
    Do you wish to proceed (y/n) [y]: yを入力

    *データ収集完了までは数分かかります。進捗状況は画面上に表示されますので、完了までお待ちください。

  4. アレイ内部に出力された結果を取り出します。
    E-Mailが設定されている場合は、指定のメールアドレス宛てに暗号化されたテキスト形式にて送付されます。
    画面上にはmgetコマンドを実行しFTP経由でファイルを取得するメッセージおよび有効なネットワークインターフェイスのIPアドレスが表示されます。
    いずれかのIPアドレスを使用してFTPにアクセスし、"seg_*.dgo"というファイルを取得します。
    取得したデータの量により5~8つ保存されていますので、すべて取得します(通常は6つのファイルです)。
    例:

    C:\> ftp 192.168.100.51
    Connected to 192.168.100.51.
    220 192.168.100.51 FTP server (NetBSD-ftpd 20001218) ready.
    User (192.168.100.51:(none)): grpadmin
    331 Password required for grpadmin.
    Password: xxxx
    230 User grpadmin logged in.
    ftp> binary
    200 Type set to I.
    ftp> mget *.dgo
    200 Type set to I.
    mget Seg_1.dgo? y
    200 PORT command successful.
    150 Opening BINARY mode data connection for ‘Seg_1.dgo’ (246807 bytes).
    226 Transfer complete.
    ftp: 246807 bytes received in 0.17Seconds 1434.92Kbytes/sec.
    mget Seg_2.dgo? y
    200 PORT command successful.
    150 Opening BINARY mode data connection for ‘Seg_2.dgo’ (662745 bytes).
    226 Transfer complete.
    ftp: 662745 bytes received in 0.28Seconds 2358.52Kbytes/sec.
    mget Seg_3.dgo? y
    200 PORT command successful.
    150 Opening BINARY mode data connection for ‘Seg_3.dgo’ (374764 bytes).
    226 Transfer complete.
    ftp: 374764 bytes received in 0.20Seconds 1846.13Kbytes/sec.
    ftp> close
    221- Data traffic for this session was 1284316 bytes in 3 transfers.
    Total traffic for this session was 124316 bytes in 3 transfers.
    221 Thank you for using the FTP service on 192.168.100.51.
    ftp> bye
    C:\>

    C:\配下に"Seg_*.dgo"が出力されている事をご確認ください。

  5. Telnet、sshクライアント、もしくはターミナルクライアント(ハイパーターミナル、TeratermPro等)に出力した結果をキャプチャする場合は、以下のメッセージの後にYを押します。

    You also have the option to capture the output by using the "text capture"
    feature of your Telnet or terminal emulator program.
    Do you wish to do this (y/n) [n]: y

    *ターミナルクライアントにてログ出力の設定を行い、Enterを押すと暗号化されたテキストの出力が開始されますので、完了までお待ちください。

 

ログアップロード方法

Diagの取得ができましたら以下のログアップロード方法をご参照の上テクニカルサポートまでご連絡をお願いいたします。
ログアップロードのためのアカウントを発行させていただきます。
Secure Self-Service File Delivery(SSFD)使用方法

 

関連リンク
EqualLogic製品に関するよくあるお問い合わせ(FAQ)

 

対象製品

Legacy Storage Models
文書のプロパティ
文書番号: 000138648
文書の種類: How To
最終更新: 19 12月 2022
バージョン:  7
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