手順
SMcliとは
PowerVault MDストレージアレイのインストール担当者、開発者、およびエンジニアがストレージアレイを設定、監視するために使用するソフトウェアツールです。
コマンドラインインタフェースを使用することにより、Microsoft WindowsのコマンドプロンプトやLinuxの端末などのOSプロンプトからコマンドを実行することができます。
事前準備
- Modular Disk Storage Management(MDSM)をインストールします。
- 以下のディレクトリに移動しコマンドを実行してください。
Windows:C:\Program Files (x86)\Dell\MD Storage Software\MD Storage Manager\client
Red Hat Enterprise Linux:/opt/dell/mdstoragesoftware/mdstoragemanager/client
基本構文
帯域内接続
SMcli –n "MDストレージ名" -c "実行コマンド";"
コマンド例:サポート情報取得
SMcli –n MD3200 -c "save storageArray supportData file=\"C:\Log.zip\";"
Storage名はSMcli –dにて確認可能です。
> SMcli –d
MD3200 192.168.0.1 192.168.0.2
帯域外接続
SMcli "RAIDコントローラーモジュールID#0管理IPアドレス" "RAIDコントローラーモジュールID#1管理IPアドレス" -c "実行コマンド";"
コマンド例:サポート情報取得
SMcli 192.168.0.1 192.168.0.2 -c "save storageArray supportData file=\"C:\Log.zip\";"
各コマンドの詳細についてはModular Disk Storage Manager CLI ガイドを参照してください。
対象製品
Servers, PowerVault MD1000, PowerVault MD1120, PowerVault MD1200, PowerVault MD1220, PowerVault MD3000, PowerVault MD3000i, PowerVault MD3060e, PowerVault MD3200, PowerVault MD3200i, PowerVault MD3220, PowerVault MD3220i, PowerVault MD3260
, PowerVault MD3260i, PowerVault MD3600F, PowerVault MD3600i, PowerVault MD3620F, PowerVault MD3620i, PowerVault MD3660f, PowerVault MD3660i
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