紹介内容
セキュアコンソールとは
セキュアコンソールは、Dellのエンジニアがシリアルポートを介した接続を行わずにStorage Centerコンソールにアクセスすることを可能にします。
格納されたユーザーデータにアクセスすることはできません。
エンジニアが直接、問題の判別に必要な情報収集と問題の解決、コントローラ設定の確認までをリモートで実現することができます。
障害対応時間を迅速化し、お客様のご負担を減らすことができます。
セキュアなポイント
お客様およびデルのエンジニア双方が有効化することで使用可能となります。
有効化した際、Storage Center(Compellentのコントローラ)がセキュアコンソールサーバー(Dell側)にSSHでセッションを張る機能のため、アウトバンド方向のポート22(SSH)のみでインバウンド方向の公開は不要です。転送される情報は暗号化しています。
アクセスはお客様による終了操作または長時間無操作状態時に自動終了します。
Fire wall
TCP Port 8443 /22 を開けて以下のアドレスに対して通信が出来る必要があります。
Host Name | Public IPaddress | TCP Port |
---|---|---|
sshdisp.g3.ph.dell.com | 76.164.8.173 | 8443 |
es-mc-ssh-ssh1.compellent.com | 76.164.8.174 | 22 |
es-mc-ssh-ssh2.compellent.com | 76.164.8.175 | 22 |
お問い合わせ前に以下をご確認ください。
Storage Centerにログインします。
Storage Centerのログイン情報を入力します。
メモ:以下、同様の手順でData CollectorのStorage Centerからも実施可能です。
画面中央部のセキュアコンソールアクセスの有効化をクリックします。
セキュアコンソールアクセスの有効化にチェックを入れ適用をクリックします。
メモ:セキュアコンソールホストのIPアドレスは、有効化することで自動的に入力されます。
サービスの再起動をクリックします。
メモ:システムの稼働に影響はありません。
サービスの再起動画面が表示されます。
"ステータス"がアップになっていることを確認します。
メモ:有効直後はステータスが"ダウン"でも問題ありません。Dell側の操作が完了するとステータスが"アップ"になります。
以上で作業は完了です。