文書番号: 000121516

Dell Nutanix：第13世代Nutanixで Phoenix ISOを使用してNutanixノードを初期化する方法

概要: この記事では、Phoenix ISOでDell Nutanixノードを初期化する方法について説明します。

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文書の内容

手順

記事の概要

この文書では、Phoenix ISOを使用して第13世代Nutanix製品のNutanixノードを初期化する方法について説明します。

この文書の手順を使用してノードを初期化する前に、 Dell Nutanix: ノード初期化用に Phoenix ISO Image を作成してISOイメージを作成する方法。

この記事の手順に従うと、既存のNutanixクラスター上のすべてのデータが失われます。このステップは、ノードの初期化またはクラスターの初期化以外の目的には使用しないでください。
必要に応じて、事前に仮想マシンをバックアップし、初期化後に新しい仮想マシンを作成し、バックアップからリストアします。

ISOイメージを使用したNutanixの初期化

iDRAC Webコンソールにログインします。
左 ペインから仮想コンソール を選択し、右側の画面で 仮想コンソールの起動 をクリックします(複数のノードがある場合は、各サーバーに対してこの手順を繰り返します)。
次の手順のいずれかを使用して、事前に作成したISOイメージをマウントします。
- Java コンソール
  の場合は、メニューバーから 仮想メディア → 仮想メディアの接続 を選択します。
  
  [Virtual Media → Map CD/DVD]を選択します。
  
  Browse を選択して Phoenix ISO Image を選択し、 Map Device を選択します。
- HTML5コンソール
  の場合は、[ 仮想メディアの接続 ]を選択します。
  
  [Map CD/DVD]で[Choose File]を選択し、[Phoenix ISO Image]を選択して、[Map Device]を選択します。
  
  ウィンドウの右上にある[ X ]をクリックします。
次の手順のいずれかを使用して、仮想CD/DVDを起動デバイスとして指定します。
- Javaコンソール
  の場合は、メニューバーから[ Next Boot → Virtual CD/DVD/ISO ]を選択します。
- HTML5コンソール
  の場合は、iDRAC Webコンソールの左側のメニューから [ セットアップ ]を選択し、[ 最初の起動デバイス ]画面で次のように設定し、[ 適用 ]をクリックします。
  - 最初の起動デバイス: 仮想CD/DVD/ISOを選択します
  - 1回起動: チェックボックスをオンにします
　　　
ノードを再起動し、Nutanixインストーラーメニューが表示されるまで待ちます。
Install Cvm (Wipes existing data!) and Install, Configure Hypervisor from the Choose action フィールドを選択し、 Next をハイライトして Enter キーを押します。
「 Yes(はい)」 をハイライトし、 Enter キーを押して続行します。
このようなメッセージをコンソールに表示する場合は、次の手順のいずれかを使用して仮想メディアを切断します。
- Javaコンソール
  の場合は、[ Virtual Media ]を選択→メニューバーから [Disconnect Virtual Media ]を選択します。
  
  ポップアップメッセージを読み、[ Yes ] をクリックしてISOを切断します。
- HTML5コンソール
  の場合は、[ Virtual Media ]を選択します。
  
  [Disconnect Virtual Media(仮想メディアの切断)] を選択します。
  
  ポップアップメッセージを読み、[ Yes ] をクリックしてISOを切断します。
Y キーを押し、 Enter キーを押します。ノードが再起動します。

AOSのインストールやハイパーバイザーの設定を行うスクリプトは、初回起動時に実行されます。
インストールが完了するまでに最大1時間かかる場合があります。

ノードは、インストール中に自動的に数回再起動することがあります。
インストールが完了するまで、ユーザー操作によってホストOS(AHV/ESXi/HYPER-V)をシャットダウンまたは再起動しないでください。
操作中に手動でシャットダウンすると、スクリプトが停止し、初期構成が失敗する可能性があります。

次の条件に達すると、インストールは完了したと見なされます。

・AHV
rootユーザーとしてAHVホストにログインします。パスワードは nutanix/4uです。
コマンドを実行して、ネットワークインターフェイス「br0」が存在することを確認します。
(ノードがDHCPが有効になっているネットワークに接続されている場合は、IPアドレスを取得します)。
　# ifconfig -a br0

・ESXi
接続アドレスは「http://NTNX-ServiceTAG-A/」であり、管理IPアドレスはDHCPによって取得されます。
(ネットワークに接続されていない場合は、DHCPが管理IPアドレスの取得に失敗したことを示すメッセージが表示されます)。