該当する製品
XC640、XC6420、XC740xd、XC940、XC430、XC630、XC6320、XC720XD、XC730、XC730XD
ログ収集手順
Tera TermやPuttyなどのターミナル エミュレーターを使用して、SSHで任意のCVMにログインします。
各ツールの機能で出力ログを保存するようにセットアップします。
メモ: ユーザー名:Nutanix、パスワード:nutanix/4uでログインする必要があります。
他のユーザーでログインすると、権限の問題で必要な情報を収集できません。
出力結果を取得するには、次のコマンドを実行します。
$ cluster status
: クラスター全体のサービス操作のステータスを表示
$ ncc health_checks run_all
:クラスター全体のヘルス チェックを実行して結果を表示$ ncli alert history duration=30
:過去30日間のアラート リストを表示$ ncli cluster info
:クラスターUUIDと現在のAOSバージョンを表示$ nodetool -h 0 ring
:現在のメタデータ リングのステータスを表示$ ncli cluster get-domain-fault-tolerance-status type=node
:現在のフォールト トレランス ステータスを表示
$ ncli license get-license
:現在のライセンス情報の表示
次のコマンドを実行し、WinSCPのようなソフトウェアやSCPコマンドで出力されたファイルを収集します。
クラスター全体の操作ログが出力され、/home/nutanix/data/logbay/bundlesに「NTNX-Log-YYYY-MM-DD-XXXXXXXXXXXXXXXXXXX-XXXXXXXXXX-PE.zip」という名称で保存されます。
$ logbay collect --aggregate=true
$ logbay collect --aggregate=true --from=yy/mm/dd-hh:mm:ss --duration=+xh
logbay collect --aggregate=true --from=2021/06/01-14:00:00 --duration=+4h
メモ: このコマンドは、NCCバージョン3.7.1以降で使用できます。
現在のNCCバージョンは、CVMでコマンドを実行することで確認できます。
$ ncc --version
現在のNCCバージョンが3.7より前の場合は、この手順をスキップしてください。
メモ: CVMで設定されたタイム ゾーンを使用します。
CVMにSSHでアクセスして、日付コマンドを使用してタイムゾーンを事前に確認してください。
メモ: 次のオプションを使用して、ユーザー名、コンテナ名、IPなどの一意の情報をマスクします。
$ logbay collect --aggregate=true --anonymize=True
メモ: 次のオプションでは、ログを収集するCVMを指定できます。構成ノードが非常に多く、ログ サイズが大きい場合は、このオプションを使用してください。
Example: CVM IPアドレス10.10.70.172および10.10.70.173のログを収集する
$ logbay collect --aggregate=true --src 10.10.70.172,10.10.70.173