クラウドDR - オン プレミス クラウド ディザスター リカバリー アドオン（CDRA）上でDNSサーバーを変更する方法

新しいDNSサーバーで、オンプレミスのクラウド災害復旧アドオン（CDRA）のフォワードおよびリバースのレコードが変更前に構成されていることを確認してください。

1.sshを使用してCDRAにログインします。
ユーザー名はcdrです。
パスワードが分からない場合は、Dell EMCサポートにお問い合わせください。

2.sshを使用してCDRAにログインした後、rootに昇格します。
sudo -i

3.ifconfigを実行し、IPが関連づけられているインターフェイス名を確認します。
[cdr@cdra.dell.emc ]$ ifconfig
ens160: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST>  mtu 1500
inet 10.240.XXX.XXX  netmask 255.255.255.0  broadcast 10.240.XXX.XXX

4.関連するインターフェイスの構成を編集します。この例では、インターフェイスens160になります。

5.次のディレクトリーに移動します。 cd /etc/sysconfig/network-scripts/
 -ifcfg-ens160構成ファイルを編集して、DNS1およびDNS2のエントリーを新しいDNSサーバーIPで置き換えます。

vi ifcg-ens160

TYPE="Ethernet"
BOOTPROTO="none"
DEFROUTE="yes"
IPV4_FAILURE_FATAL="yes"
IPV6_AUTOCONF="yes"
IPV6_DEFROUTE="yes"
IPV6_FAILURE_FATAL="no"
IPV6_ADDR_GEN_MODE="stable-privacy"
NAME="ens160"
UUID="XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX"
DEVICE="ens160"
ONBOOT="yes"
AUTOCONNECT_PRIORITY=-999
HWADDR=XX:XX:XX:XX:XX:XX
IPV6_PEERDNS="yes"
IPV6_PEERROUTES="yes"
IPV6_PRIVACY="no"
DNS1= New DNS IP   <--
DNS2= New DNS IP  <--
DOMAIN=dellemc.com
IPADDR=10.240.XXX.XXX 
GATEWAY=10.240.XXX.XXX 
PREFIX=24

6.ネットワークを再起動します。
 
/etc/init.d/network restart

7.関連する構成ファイルが、正しいDNSサーバー エントリーで更新されていることを確認します。

[cdr@dellemc.com network-scripts]$ cat /etc/resolv.conf
search dellemc.lab
nameserver 10.240.XXX.XXX


8.CDRA Webページに戻って、DNS変更後にアクセス可能であることを確認します。［CDRA］＞［Configuration］＞［Cloud DR Add-On］の［Primary DNS Server］および［Secondary DNS Server］のDNSエントリーが更新されていることを確認します。 

接続の問題が発生した場合、またはsshを介した変更を行わない場合は、CDRAが導入されているvCenterからCDRAコンソールにログインします。