ネットワークデバイス用のシステム管理トラブルシューティングツールの Dell EMC

デル トラブルシューティング ツールについて

デル トラブルシューティング ツールの特徴とメリット

デル トラブルシューティング ツールは、データセンターで発生する可能性のある問題についての情報を収集します。このツールを使用して、SNMP、WMI、SSH、WS-MAN、PowerVaultモジュラー ディスク固有の接続などのさまざまなプロトコルを使用して、管理下ノードに接続する際に発生する可能性のある検出関連の問題を診断することができます。このツールではSMTP特定の設定、SNMPトラップのリスニング、SNMPトラップ転送、TCP/UDPポートの可用性も検証できます。このツールは、また、帯域内メソッドを使用したパッチのアップデート中に発生する可能性のある問題の診断やネットワーク共有を使用した導入中に発生する可能性がある接続の問題の検証に使用することができます。詳細については、ツールのヘルプおよび readme ファイルを参照してください。

ツールをここにダウンロードすることができます (Dell EMC トラブルシューティングツール v 3.4.8)。

使用例としては、次のようなものがあります。

• OpenManage Essentialsでサポートされているデバイスを検出できないとき、またはSNMPプロトコルを使用している際にデバイスが不明なデバイスとして分類されているときに、ツールを実行してSNMPプロトコルを選択し、プロトコル固有の設定を指定して、リモート システムのIPアドレスを入力します。Dell PowerEdgeサーバーでは、テストが正常に完了したことを確認するために、Server Administratorのバージョンが結果エリアに表示されているかどうかを確認します（帯域内サーバー検出のためにSNMPプロトコルを使用）。
• リモート デバイス（Ping/ICMPプロトコルを使用）にpingを実行する機能と、管理ステーションからデバイスのホスト名を解決する機能（Name Resolutionプロトコルを使用）を確認します。
• Dell OpenManage Server Administratorサービスがリモート デバイスで実行されていることを確認します（Servicesプロトコルを使用）。
• 任意のデルのサーバーの保証ステータスを確認します（サービス タグを使用）。
• リモート システムでコマンドを実行し、その出力を検証します。
• 受信SNMPトラップをリスンします。
• ツールを使用して、テストSNMPトラップを転送します。
• ツールを使用してSMTP設定を検証し、OpenManage EssentialsがアラートEメールのアクションを正常に実行できることを確認します。
• ツールを使用して、ローカルまたはリモート ポートの可用性を確認します。
• アクティブ ユーザーのユーザー グループを特定します。
• iDRACで保留中のシステム アップデート ジョブを表示または削除します。
• 導入ファイル共有への接続性を確認します。

インストール要件：

デル トラブルシューティング ツールは、以下を必要とする64ビット アプリケーションです。

• サポートされているOS
  • Windows Server 2008 R2、2012、2012 R2、2016および 2019 Standard および Datacenter Edition
  • Windows 7（x64）、Windows 8（x64）、Windows 8.1（x64）、Windows 10（x64）
• Microsoft .NET framework 4.0以降
• デル トラブルシューティング ツールがインストールされているフォルダーへの書き込み権限が必要です。これは、必要なテストを実行し、正常に結果を表示するために必要です
• ツールを実行するには、管理者権限が必要です
• IPv4サポートのみ

このユーティリティーをインストールした後、readmeファイルを確認してください。

トラブルシューティング ツールのビデオ：

YouTubeビデオトラブルシューティング ツールのビデオ：

Dell EMC

Dell Technologies