CloudIQは、機械学習を活用し、インテリジェントで包括的な予測分析を通じてDellインフラストラクチャ全体の正常性をプロアクティブに監視および測定する、無償のクラウド ネイティブ アプリケーションです。ProSupport以上の契約の対象となるデバイスでは、追加料金なしでご利用いただけます。この記事では、Dell PowerProtect DDシステムのCloudIQでCloudIQとサイバーセキュリティ機能を有効にするための要件について説明します。
セキュア コネクト ゲートウェイの設定
セキュア コネクト ゲートウェイが設定されていない場合、Dellサポート チャネルは設定されておらず、[CloudIQ]セクションに次のメッセージが表示されます。「Configure Channel as Secure Remote Services gateway for enabling sharing of data with CloudIQ.」
[Configuration]タブで[Configure SRS]を選択して、Secure Remote Services(セキュア コネクト ゲートウェイ)情報を設定します。
ゲートウェイ ホスト名とDDシステムのローカルIPを入力します。
DDVEの場合は、次の情報を収集します。
# system show serialno
これにより、次の情報が表示されます。
# system show serialno Serial number: AUDxxxxxxxxxxx System software-id: ELMDDVxxxxxxxx Instance software-id: ELMDDVxxxxxxxx
前述の出力のインスタンス ソフトウェアIDは、ゲートウェイで管理されていると表示されます。これは、有効な契約とインストールのステータスとともにLightning内に存在します。
セキュア コネクト ゲートウェイが正常に設定されると、Dellサポート チャネルがSecure Remote Servicesに設定されます。
CloudIQセクションの下にある構成ボタンをクリックし、CloudIQおよびサイバー セキュリティとデータを共有するの横にあるチェック ボックスをオンにして、CloudIQデータ共有とサイバーセキュリティを有効にします。[Configure]をクリックして設定を保存します。
CloudIQとサイバーセキュリティ データ共有が有効になっている場合、CloudIQとサイバー セキュリティ内の共有データのステータスは有効と表示されます。次の図は、DD System Manager (DDSM)でCloudIQデータ共有が正常に有効になっているシステムを示しています。
CloudIQユーザー インターフェイス内で、DDVEシステムのCloudIQ管理>接続ページには、シリアル番号が未設定と表示されます。適切にオンボードされると、インスタンスのソフトウェアIDは Connectedと表示されます。
DDSMにsysadminまたは管理者権限を持つ別のユーザーとしてログインします。
[Maintenance]>[Support]の下にある[Configuration]タブに移動します。
[CloudIQ]で[Configure]を選択します。
サイバーセキュリティをクリアし、CloudIQとデータを共有してすべての収集を停止し、[ 構成]をクリックします。
CloudIQにアクセスするには 、https://cloudiq.dell.com に移動するか、[Launch CloudIQ]ハイパーリンクを使用してDDSM内から直接アクセスします。[Launch cyber-security in CloudIQ]をクリックすると、CloudIQユーザー インターフェイスの[Cyber-Security]ページに移動します。
Dell ProSupport認証情報を使用して CloudIQ にログインします。
CloudIQは、サポート認証情報に基づいて、ユーザーのサイトIDに関連付けられているシステムを取得します。[Continue]をクリックします。
コマンドが完了すると、[ Success ]画面が表示されます。
CloudIQにログインすると、CloudIQに正常にデータを送信しているすべてのシステムが表示されます。ユーザーがCloudIQにデータを送信するようにシステムを正常に構成していない場合、CloudIQ UIの[Connectivity]ページにリダイレクトされ、そこにCloudIQ互換システムが表示されます。