デルシャーシ管理コントローラ(CMC)とはシステム管理ハードウェアであり、複数のデルブレードシャーシを管理するためのソフトウェアソリューションです。CMCは、デルブレードシャーシの背面にあるホットプラグ対応モジュールで、IT管理者がインベントリの取得、設定および監視タスクの実行、リモートでのブレードの電源オン/オフ、ブレードシャーシのサーバおよびコンポーネントのイベントのアラート有効化などを行うことができる、安全なWeb/ブラウザベースのインターフェイスを提供します。
『Dell PowerEdge M1000Eシャーシ管理コントローラユーザーガイド』
『Dell PowerEdge M1000e RACADMコマンド・ライン・リファレンス・ガイド』
冗長CMC環境のインストールおよびセットアップについては、「PowerEdge M1000e Manuals(PowerEdge M1000eマニュアル)」ページの「Software Documents(ソフトウェア文書)」セクションにある最新の『PowerEdge M1000e ManualsDell PowerEdge M1000eシャーシ管理コントローラ・ファームウェア・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
新しいファームウェアにより、デルのM1000eブレードシャーシは新しい機能を備えています。『デルシャーシ管理コントローラ・バージョン・リリース・ノート』の変更を参照してください。
CMCファームウェアをインストールしてアップデートする前に、デルサポートWebサイトsupport.dell.comから最新ファームウェアをダウンロードして、ファイルをローカルシステムに保存します。
CMC ファームウェアパッケージには、次のソフトウェアコンポーネントが含まれています。
コンパイルされた CMC ファームウェアコードとデータ
ウェブインタフェース、JPEG、および他のユーザーインタフェースデータファイル
デフォルト設定ファイル
RACADM getsysinfoコマンド(最新の『PowerEdge M1000e RACADMコマンド・ライン・リファレンス・ガイド』参照)または「シャーシの概要」ページ(「PowerEdge M1000e Manuals(PowerEdge M1000eマニュアル)」ページの「ソフトウェア文書」セクションにある最新の『Dell PowerEdge M1000eシャーシ管理コントローラ・ファームウェア・ユーザーズ・ガイド』の「シャーシ情報の表示」)を使用してお使いのシャーシにインストールされているCMCの現在のバージョンを表示することができます。
スタンバイ CMC がある場合、まずスタンバイ CMC でファームウェアをアップデートすることをお勧めします。スタンバイCMCをアップデートし終えたら、CMCの役割を交代させて新しくアップデートしたCMCをプライマリにし、古いバージョンのファームウェアのCMCがスタンバイになるようにします。(役割の交代についてのヘルプは、『コマンド・ライン・リファレンス・ガイド』のcmcchangeoverを参照してください。)これによって、もう一つのCMCのファームウェアをアップデートする前に、アップデートが正常に行われて新しいファームウェアが正しく動作していることを確認できます。両方の CMC をアップデートしたら、cmcchangeover コマンドを使用して CMC をそれぞれ元の役割に戻すことができます。
Webインターフェイスを使用してCMCファームウェアをアップデートする手順については、『ユーザーズガイド』の「CMCおよびiKVMファームウェアのアップデート」を参照してください。
RACADM fwupdateサブコマンドを使用してCMCファームウェアをアップデートする手順については、『コマンド・ライン・リファレンス・ガイド』のfwupdateを参照してください。
個々のブレードサーバの管理については、最新の『Dell PowerEdge M1000eシャーシ管理コントローラ・ファームウェア・ユーザーズ・ガイド』の「KVMの設定と使用」セクションの「iKVMでサーバを管理する」を参照してください。