次のPowerEdgeサーバーおよびデル スケーラブル ソリューション(DSS)製品で、iDRAC9で高頻度でのウォッチドッグ タイマーのリセットの発生が報告される場合があります。
iDRAC9が再起動され、この状態の後に一時的に使用できなくなります。 リモート監視ソフトウェアを利用しているエンドユーザ環境では、この状態が発生した後、iDRACに関するアラートを受信します。iDRAC Lifecycle Controllerのログには、イベントRAC0182が記録されます。この状態が原因となったiDRACの再起動中に、iDRACが再初期化中にハングする可能性があります。このため、iDRACとホストが応答しない状態になり、リカバリにAC電源を取り外す必要がある場合があります。
表示されるエラーメッセージは、次のとおりです。
RAC0182: iDRACファームウェアは、次の理由で再起動しました: ウォッチドッグ。
Dell EMCエンジニアリングはこの問題を認識しており、この問題を解決するためにiDRACファームウェア3.21.21.21.22をリリースしました。
最新のiDRACファームウェア バージョンのダウンロード リンクは、こちらのページにあります。
ファームウェアを効果的に適用してこの状態を解決するには、アップデート後にサーバーを再起動する必要があります。
M640およびFC640では、アップデートを適用した後に物理的または仮想的な抜き差しが必要です。
再起動または抜き差しを行うと、次回のiDRACのコールド ブート時に、iDRACメモリーが再トレーニングされ、修正プログラムが適用されます。