Windows 11を実行しているDell製コンピューターで発生するスリープおよび休止モードに関する問題のトラブルシューティング

最初の手順では、ノートパソコンまたはデスクトップのインジケーターを確認して、デバイスの電源がオフ、スリープ モード、または休止モードであるかを確認します。

• 「デル製ノートパソコンのビープ音について」
• Precision Mobile Workstation診断インジケータのリファレンスガイド
• Dell Latitude診断インジケーターのリファレンス ガイド
• XPSノートパソコン診断インジケータのリファレンスガイド
• Vostroノートパソコン診断インジケータのリファレンスガイド
• Inspironノートパソコン診断インジケータのリファレンスガイド
• Dell製デスクトップ パーソナル コンピューターのビープコードについて
• Precision Workstation Diagnostic（診断）インジケータのリファレンスガイド
• Dell™ OptiPlex診断インジケータのリファレンスガイド
• XPSデスクトップ診断インジケータのリファレンスガイド
• Vostroデスクトップ診断インジケータのリファレンスガイド
• 「Inspironデスクトップ診断インジケーターのリファレンス ガイド」

デバイスの物理的なセットアップを確認して、その動作に影響がないことを確認します。

• デバイスに接続されているすべてのケーブルを確認します。しっかりと取り付けられていますか？
• 電力が必要なすべてのデバイスに電力が供給されていることを確認します。
• デバイスの起動中にどの読み取り装置にもメディアが入っていないことを確認します。
• 別のデバイスまたはオブジェクトが入力デバイスをつぶしたりアクティブ化したりしないことを確認します。
• デバイスまたはその外部デバイスに破損がないか、またはそれらに液体がこぼれていないかを確認します。

スリープ モードから復帰する方法

任意の入力デバイスを使用してスリープから復帰できます。これは、キーボードの任意のキーをタップする、マウスをクリックしたり動かしたりする、電源ボタンを押す、という方法で実行できます（または、Wake On LANが設定されている、タイマーがスケジュール設定されている、タッチパッドに触れる、カバーを開く、スリープ ボタンを押す）。

休止モードから復帰する方法

点滅している電源ボタンを押すか、キーボードのキーを押します。（キーを押したときに休止モードから復帰するように設定している場合）。

1. ブラウザーを開き、Dellサポート サイトに移動します。

2. お使いのデバイスのサービス タグを入力して、お使いのデバイスがDellから出荷された状態と一致するページを表示します（または、製品リストからお使いのモデル タイプを選択して、お使いのデバイスに関する一般的な情報のリストを表示します）。

3. 左側の［ドライバーおよびダウンロード］を選択します。

4. ［カテゴリー］の下にあるドロップダウン メニューを変更して、［BIOS］を選択します

5. 表示されているBIOSファイルの右側にある［ダウンロード］ボタンをクリックします

6. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、画面に表示される手順に従います。

   1. このプロセス中にノートパソコンまたはデスクトップがシャットダウンされ、再起動します（この間は、デバイスの電源を切らないでください）。

   2. デバイスが再起動すると、BIOSが最新リビジョンにアップデートされます。

チップセットのアップデート

1. ブラウザーを開き、Dellサポート サイトに移動します。

2. お使いのデバイスのサービス タグを入力して、お使いのデバイスがDellから出荷された状態と一致するページを表示します（または、製品リストからお使いのモデル タイプを選択して、そのデバイスに関する一般的な情報のリストを表示します）。

3. 左側の［ドライバーおよびダウンロード］を選択します。

4. ［カテゴリー］の下にあるドロップダウン メニューを変更して、［チップセット］を選択します。

5. 表示されているチップセット ファイルの右側にある［ダウンロード］ボタンをクリックします。

6. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、画面に表示される手順に従います。

   1. このプロセスが完了すると、ノートパソコンまたはデスクトップからシャットダウンして再起動するように求められます（このプロセスを行っている間は、要求された場合以外はデバイスの電源を切らないでください）。

ノートパソコンまたはデスクトップで他のドライバーを検索してアップデートする方法

次のDellナレッジベース記事の手順に従ってください。Dellドライバーをダウンロードしてインストールする方法

1. ［Windows Update］ウィンドウを開きます。

2. Windowsの［スタート］ボタンをクリックし、「Windows update」と入力して、リストから［Windows Updateの設定］を選択します

3. 左メニューの下に［プレビュー ビルド］オプションが表示されていますか？

   1. 答えがはいの場合は、［プレビュー ビルド］をクリックします。

      1. チェック ボタンをクリックします。

      2. 新しいビルドをダウンロードしてインストールします。

   2. 答えがいいえの場合、会社または組織がこの機能を非表示にしているか、管理しています。

      1. 所属する組織または会社のIT部門に連絡して、お使いのオペレーティング システムをアップデートしてください。

1. ［コントロール パネル］の［電源オプション］を開きます

2. スタート メニュー ボタンを右クリックし、表示されるメニューから［電源オプション］を選択します

3. 現在の電源プランの横にある［プラン設定の変更］をクリックします。

4. ［コンピューターをスリープ状態にする］を［適用しない］に変更します。

5. ［変更を保存］をクリックします

1. 管理者権限でコマンド プロンプトまたはPowerShellを開きます。

2. Windowsの［スタート］ボタンを右クリックし、表示されるメニューから該当するオプションを選択します

3. 次のコマンドを入力し、Enterキーを押します。 powercfg.exe /h off

4. プロンプト ウィンドウを終了します。

コンピューターがスリープ モードまたは休止モードから復帰したときに、外部デバイスが動作を停止したか、検出されなくなりましたか？以下のトラブルシューティング手順を実行します。

1. 外部電源に接続されている場合は、電源ケーブルを抜き差しします。

2. 外部デバイスをノートパソコンまたはデスクトップに接続しているケーブルを抜き差しします。

3. 問題が解決しない場合は、ノートパソコンまたはデスクトップをシャットダウンしてから再起動します。

BIOSの場合

1. BIOSを起動します。ほとんどのDellプラットフォームでは、起動時にF2キーをタップするとBIOSに直接移動します。

2. ［Power Management］で、［USB Wake Support］が有効になっていることと、［Deep Sleep Control］が無効になっていることを確認します。

3. 保存してBIOSを終了します

Windows 11の場合

1. ［詳細な電源オプション］ウィンドウを開きます。

2. Windows+Rキーを同時に押して、［ファイル名を指定して実行］ボックスを開き、「control.exe powercfg.cpl,,3」と入力し、［OK］をクリックします

3. ドロップダウン リストから、使用しているプランを選択します。

4. ［規定のプランの復元］をクリックします。

5. ［OK］をクリックして、ウィンドウを終了します。

1. PowerShellウィンドウを開きます。

2. ほとんどのWindows 11 PCでは、Windowsの［スタート］ボタンを右クリックし、［Windows PowerShell (管理者)］または［コマンド プロンプト (管理者)］を選択します。

3. 次のコマンドを入力します。 powercfg /a

4. 次のようなレポートが表示されます。

   The following sleep states are available on this system:

       Standby (S3)

    

   The following sleep states are not available on this system:

       Standby (S1)

           The system firmware does not support this standby state.

    

       Standby (S2)

           The system firmware does not support this standby state.

    

       Hibernate

           Hibernation has not been enabled.

    

       Standby (S0 Low Power Idle)

           The system firmware does not support this standby state.

    

       Hybrid Sleep

           Hibernation is not available.

           The hypervisor does not support this standby state.

    

       Fast Startup

           Hibernation is not available.

ハイブリッド スリープとは何ですか？

ハイブリッド スリープ - スリープと休止の組み合わせ。開いているドキュメントやプログラムをすべてメモリーとハード ディスクに保存し、デバイスを低電力状態にします。これにより、作業に迅速に復帰できます。電源障害が発生した場合、Windowsはハード ディスク ドライブから作業を復元できます。この機能はデスクトップでは便利ですが、ノートパソコンにはあまり適していません。デスクトップでは、このオプションがデフォルト設定として有効になっています。一方、ノートパソコンの場合は逆で、デフォルトで無効になっています。（デスクトップは主電源に依存しますが、ノートパソコンには電源の問題を軽減するためにバッテリーが搭載されているため）。

ハイブリッド スリープをオフにする

1. ［詳細な電源オプション］ウィンドウを開きます。

2. Windows+Rキーを同時に押して、［ファイル名を指定して実行］ボックスを開き、「control.exe powercfg.cpl,,3」と入力し、［OK］をクリックします

3. ドロップダウン リストから、使用しているプランを選択します。

4. プランを確認し、［スリープ］オプションを展開します（プラス記号をクリックします）。

5. ［ハイブリッド スリープを許可する］を展開します。

6. ［ハイブリッド スリープを許可する］のオプションがすべて［オフ］になっていることを確認します（青色のテキストをクリックして変更します）。

7. ［OK］をクリックして、ウィンドウを終了します。

1. ［電源のトラブルシューティング］を開きます。

2. Windowsの［スタート］ボタンをクリックし、「トラブルシューティング」と入力して、トラブルシューティング アイコンを選択してトラブルシューティング ツールを開きます。

3. オプションを下にスクロールして、［電源］を選択します。

4. ［トラブルシューティング ツールの実行］ボタンをクリックします。

5. 画面に表示されるプロンプトに従って、問題が解決するかどうかを確認します。

トラブルシューティングのためにクリーン ブートを作成する

1. MsConfigツールを開きます

2. Windows+Rキーを押して、［ファイル名を指定して実行］ボックスを開き、「msconfig」と入力し、［OK］をクリックします

3. ［全般］タブに移動します。

4. ［スタートアップのオプションを選択］ラジオ ボタンをクリックします。

5. ［スタートアップの項目を読み込む］の横のチェック ボックスをオフにします。

6. ［サービス］タブに移動します。

7. ウィンドウの下部にある［Microsoftのサービスをすべて隠す］の横にあるチェックボックスをオンにします。

8. 同じページの右側にある［すべて無効］をクリックします。

9. ［スタートアップ］タブに移動し、［タスク マネージャーを開く］リンクをクリックします。

10. ［タスク マネージャー］ユーティリティーの［スタートアップ］タブで、有効になっている各スタートアップ項目を右クリックし、［無効にする］を選択します。

11. ［タスク マネージャー］を閉じて、MsConfigツールに戻ります。

12. ［OK］、［再起動］の順にクリックします。

クリーン ブートを実行した後にノートパソコンまたはデスクトップを復元する

1. MsConfigツールを開きます

2. Windows+Rキーを押して、［ファイル名を指定して実行］ボックスを開き、「msconfig」と入力し、［OK］をクリックします

3. ［全般］タブに移動します。

4. ［通常スタートアップ］ラジオ ボタンをクリックします。

5. ［サービス］タブに移動します

6. ウィンドウの下部にある［Microsoftのサービスをすべて隠す］の横にあるチェック ボックスをオンにします。

7. 同じページの最下部にある［すべて有効］をクリックします。

8. ［スタートアップ］タブに移動し、［タスク マネージャーを開く］リンクをクリックします。

9. ［タスク マネージャー］ユーティリティーの［スタートアップ］タブで、有効になっている各スタートアップ項目を右クリックし、［有効にする］を選択します。

10. ［タスク マネージャー］を閉じて、MsConfigツールに戻ります。

11. ［OK］、［再起動］の順にクリックします。

hiberfil.sysファイルを更新する方法

次のように、スイッチを無効にして有効にすることで、hiberfil.sysファイルを更新できます。これにより、ファイルが破損している場合はリセットされます。

1. 管理者特権のコマンド プロンプトまたはPowerShellを開きます（Windowsの［スタート］ボタンを右クリックし、メニューから［コマンド プロンプト(管理者)］または［Windows PowerShell (管理者)］を選択します）。

2. 次のコマンドを入力し、Enterキーを押してファイルを無効にします。 powercfg -h off

3. デバイスを再起動して、管理者特権のコマンド プロンプトまたはPowerShellに戻ります。

4. 次のコマンドを入力し、Enterキーを押してファイルを有効にします。 powercfg -h on

hiberfil.sysファイルを無効化/削除する方法

次のように、このファイルを無効のままにして、ノートパソコンまたはデスクトップからhiberfil.sysファイルを削除します。

1. 管理者特権のコマンド プロンプトまたはPowerShellを開きます（Windowsの［スタート］ボタンを右クリックし、メニューから［コマンド プロンプト(管理者)］または［Windows PowerShell (管理者)］を選択します）。

2. 次のコマンドを入力し、Enterキーを押してファイルを無効にします。 powercfg -h off

3. デバイスを再起動して、管理者特権のコマンド プロンプトまたはPowerShellに戻ります。

システムの復元が有効であることを確認する

1. ［コントロール パネル］を開きます。

2. Windowsの［スタート］ボタンをクリックし、「コントロール パネル」と入力して、リストに表示されているコントロール パネル アイコンをクリックします。

3. システム アイコンをクリックします。

4. 左側のメニューで［システムの保護］をクリックします。

5. 表示されたウィンドウの［システムの保護］タブをクリックします。

6. ［保護設定］で、PCのドライブが［有効］になっているかどうかを確認します。

   1. 有効になっている場合は、システムの復元が有効のため、次の手順に進みます。

   2. 無効になっている場合は、システムの復元が無効のため、次のセクションに進みます。

システムの復元を使用して、以前のチェックポイントに戻る

1. ［コントロール パネル］を開きます。

2. Windowsの［スタート］ボタンをクリックし、「コントロール パネル」と入力して、リストに表示されているコントロール パネル アイコンをクリックします。

3. システム アイコンをクリックします。

4. 左側のメニューで［システムの保護］をクリックします。

5. 表示されたウィンドウの［システムの保護］タブをクリックします。

6. ［システムの復元］の見出しの下にある［システムの復元］ボタンをクリックします。

7. 画面に表示される指示に従って、リストから目的の復元ポイントを選択します（問題が最初に発生した1つ前の時点の復元ポイントを選択します）。

8. このロールバックの影響を受けるプログラムを確認する場合は、［影響を受けるプログラムの検出］ボタンをクリックします。

9. ［次へ］をクリックして、選択した日付にPCをロールバックします。

システム ファイル チェック(SFC)ツールを実行する

1. 管理者権限でコマンド プロンプトまたはPowerShellを開きます。

2. Windowsの［スタート］ボタンを右クリックし、表示されるメニューから該当するオプションを選択します。

3. 次のコマンドを入力し、Enterキーを押します。 SFC /scannow.

4. SFCが実行されなかった場合は、次の手順に従って展開イメージのサービスと管理(DISM)ツールを実行します。

展開イメージおよびサービス管理(DISM)ツールの実行

1. 管理者権限でコマンド プロンプトまたはPowerShellを開きます。

2. Windowsの［スタート］ボタンを右クリックし、表示されるメニューから該当するオプションを選択します。

3. 次のコマンドを入力し、Enterキーを押します。 DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth.

4. DISMツールは、Windowsコンポーネント ストアで破損がないか確認し、見つかった問題を修正します。

ハード ドライブの双方向交換

オペレーティング システムを問題の原因から除外する最も迅速かつ簡単な方法として、起動ハード ドライブを双方向で交換します。動作確認済みの同じモデルまたはプラットフォームの起動ハード ドライブを使用します。

• オペレーティング システムを除外してもデバイスの問題が解決しない場合は、Dellテクニカル サポートにお問い合わせいただくことをお勧めします。
• ハード ドライブに追従して障害が発生した場合は、オペレーティング システムに問題がある可能性が高いため、次の手順に進みます。
• パーツを交換するための適切なノートパソコンまたはデスクトップがない場合は、次の手順に進んでください。

オペレーティング システムをDellから出荷された状態に再インストールする

次のリンク記事を参照して、お使いのデバイスにオペレーティング システムを再インストールする一連の手順を確認してください。

• Microsoft Windowsを再インストールする