Dell 24インチ ビデオ会議モニター - C2423Hモニターの使用方法およびトラブルシューティング ガイド

Dell C2423Hモニターの主要機能は次のとおりです。

• 60.47 cm（23.80インチ）の可視領域（対角線方向で測定）。1920 x 1080（16:9）の解像度、および低解像度での全画面サポート。
• 内蔵スピーカー（2 x 5 W）。
• 広い可視角度により、座った状態または立った状態からの視認が可能。
• sRGB 99%の色域
• DisplayPortとHDMIによるデジタル接続。
• チルト、前後移動、高さ、および回転調整機能。
• 超薄型ベゼルにより、マルチ モニター使用時のベゼルによるモニター間の隙間を最小限に抑え、簡単セットアップと洗練された画面表示を実現
• 取り外し可能なスタンドとVideo Electronics Standards Association (VESA) 100 mmの取り付け穴で、柔軟な取り付け用ソリューションを提供。
• 1個のUSB Type-B (USB 3.2 Gen1)アップストリーム ポート、2個のSuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2 Gen1) Type-Aダウンストリーム ポート、2個のSuperSpeed USB 5 Gbps (USB 3.2 Gen1) Type-Aダウンストリーム充電ポート(BC 1.2)を搭載。
• プラグ アンド プレイ機能（お使いのシステムでサポートされている場合）。
• セットアップと画面の最適化を容易にするための、オンスクリーン ディスプレイ（OSD）による調整。
• 電源およびOSDボタンのロック。
• セキュリティ ロック スロット。
• スタンド ロック。
• < スタンバイ モードでは0.3 W。
• Windows Hello（顔認証）の認定済みで、Microsoft Cortanaをサポート。
• このモニターにはブルー ライトが軽減されたパネルが使用されており、工場出荷時のリセット/デフォルト設定モードではTUV Rheinland（ハードウェア ソリューション）に準拠。
• 画面から放射される有害なブルー ライトのレベルを下げて、目が疲れないように表示。
• このモニターには、フリッカー フリー テクノロジーが採用されています。これにより、目に見えるフリッカーがなくなり、快適な表示体験が得られ、ユーザーが目の疲れや眼精疲労に悩まされるのを防ぎます。
• ちらつきのない画面およびブルー ライト軽減機能で目が疲れないように最適化。

このセクションでは、Dell C2423Hモニターの一部の仕様詳細について説明します。詳細については、Dell C2423Hモニターのユーザー マニュアルを参照してください。

¹ DisplayPort 1.2/MST/DPオーディオがサポートされています。

最適な表示を実現するには、モニター スタンドを組み立て、ケーブルを接続して整理し、人間工学に基づいてモニターをセットアップします。

スタンドの取り付け

標準モニタスタンドは、モニタの出荷時には取り外されています。標準モニター スタンドの取り付け方法については、Dell C2423Hモニターのユーザー マニュアルを参照してください。

他のモニター スタンドまたはモニター アームをセットアップする方法については、その製品のセットアップ ガイドを参照してください。

快適な使い方

モニタを置く場所は、どのモデルを買うかと同じくらい重要です。

• モニターは、腕の長さ（目から20～40インチ）ほど離して目の前に置く必要があります。
• 快適に座った状態で、画面の上端が目の高さになる必要があります。最適な状態にするために、椅子の高さまたはモニターの高さを調整します。

モニターをPCに接続する

Dell C2423Hモニターをお使いのPCに接続するには、次の手順を実行します。

1. お使いのコンピューターの電源を切って、電源ケーブルを取り外します。
2. お使いのモニターからコンピューターにDisplayPortケーブルまたはHDMIケーブルを接続します。

図1: HDMIケーブルの接続

図2：DisplayPort（DisplayPortからDisplayPort）ケーブルの接続

図4：DP Multi-Stream Transport (MST)機能対応モニターに接続する

その他の製品固有の情報については、Dell C2423Hモニターのユーザー マニュアルを参照してください。

前後角度調整、左右角度調整

モニターに取り付けられているスタンドで、モニターの角度を調整して、最も快適な表示角度にすることができます。

図5：Dell C2423Hモニターのチルトおよび旋回機能の使用方法。

高さ調整機能

このスタンドは150 mmまで垂直に伸びます。次の図は、スタンドを垂直に伸ばす方法を示しています。

図6：Dell C2423Hモニターを垂直に伸ばす

モニターの回転

モニターを回転させる前に、モニターを完全に垂直に伸ばし（高さ調整機能）し、モニターの下端が押されないように完全に上方向に傾ける必要があります。

図7：Dell C2423Hモニターの回転。

図8：Dell C2423Hモニターを時計回りに回転。

図9：Dell C2423Hモニターを反時計回りに回転。

モニターの背面端にあるジョイスティック コントロールを使用してOSDの調整を変更するには、次の手順を実行します。

1. ジョイスティック ボタンを押して、OSDメイン メニューを起動します。
2. ジョイスティックを上下左右のいずれかに動かして、OSDメニュー オプションを切り替えます。

オンスクリーン ディスプレイ(OSD)メニューの操作の詳細については、Dell U2723QEモニターのユーザー マニュアルを参照してください。

図10：Dell C2423Hの電源ボタンとOSDジョイスティック

モニターを工場出荷時のデフォルト設定にリセットすることで、ビデオまたはディスプレイ関連の問題の多くを解決することができます。Dell C2423Hモニターを工場出荷時のデフォルト設定にリセットするには、次の手順を実行します。

1. モニターのジョイスティックを押して、オンスクリーン ディスプレイ(OSD)メニューを表示します。
2. ジョイスティックを上または下に押してメニューの［その他］オプションをハイライト表示してから、ジョイスティックを押して選択します。
3. ジョイスティックを上または下に押してメニューの［工場リセット］オプションをハイライト表示してから、ジョイスティックを押して選択します。
4. ジョイスティックを押して、リセット アクションを確定します。

図11：Dell C2423Hを工場出荷時設定にリセット。

Dell製モニターに空白画面、画像のぼやけ、フリッカー、その他の画面の異常がある場合は、診断テストを実行すると、Dell製モニターが正常に機能しているかどうかを判断するのに役立ちます。

次のいずれかの現象が発生している場合は、診断テストを実行して、モニターが正常に機能していることを確認します。

• お使いのコンピューターの電源が入らないか、電源が入っている兆候がない。
• お使いのコンピューターにアクティビティーの兆候がなく、画面に何も表示されず、起動時にDellのロゴが表示されない。
• お使いのコンピューターがDellのロゴ画面で停止しているか、起動中にキーに応答しない。
• 画面に何も表示されない。
• Windowsのチャイムは聞こえるが、画面に何も表示されない。

セルフテスト機能確認

Dell C2423Hモニターには、モニターが正常に機能しているかどうかを確認するためのセルフテスト機能チェックが搭載されています。モニターとコンピューターが正しく接続されているにも関わらず、モニター画面が暗いままの場合は、次の手順に従ってモニターのセルフテストを実行します。

1. コンピューターとモニターの電源を切ります。
2. コンピューターの背面からビデオ ケーブルを抜きます。セルフテスト動作が正しく実行されるように、ビデオケーブル（VGA、DVI、HDMI、DisplayPort、USB-Cの各ケーブル）をコンピューターの背面から取り外します。
3. モニターの電源を入れます。モニターが正常に機能していても、ビデオ信号を検出できない場合は、フローティング ダイアログ ボックスが画面上（背景は黒）に表示されます。セルフテスト モード中は、電源LEDが白に点灯したままになります。また、選択した入力に応じて、ダイアログ ボックスが画面をスクロールし続けます。

4. モニターの電源を切り、ビデオ ケーブルを接続し直します。
5. コンピューターとモニターの電源を入れます。

前の手順を実施してもモニター画面に何も表示されない場合は、モニターは正常に機能しているため、お使いのビデオ カード(GPU)とコンピューターを確認してください。

内蔵セルフテストまたは内蔵診断

お使いのDell C2423Hモニターには、内蔵診断ツールが搭載されています。この内蔵診断ツールは、発生している画面の異常がモニターの問題なのか、PCに搭載されたビデオ カードの問題なのかを判断するのに役立ちます。

画面の異常に気づいた場合は、内蔵診断(BID)を実行してモニターに問題がないか、問題を切り分けることをお勧めします。

1. モニターのジョイスティックを押して、オンスクリーン ディスプレイ(OSD)メニューを表示します。
2. ジョイスティックを上または下に押してメニューの［その他］オプションをハイライト表示してから、ジョイスティックを押して選択します。
3. 上または下に押してメニューの［自己診断］オプションをハイライトしてから、ジョイスティックを押して選択します。
4. ジョイスティックを押して、自己診断アクションを確定します。

この診断テストで画面の異常が検出されない場合、モニターは正常に機能しています。ビデオカード（GPU）とコンピュータを確認します。

この診断テストで異常を検知した場合は、修理オプションについてDellテクニカル サポートにお問い合わせください。

LCDの製造プロセス中に、1つまたは複数のサブピクセルが変化しない状態で固定されることは珍しくありません。このようなピクセルの問題は目視ではわかりにくいので、ディスプレイの品質や操作性には影響しません。詳細については、「Dell製ディスプレイの不良ドットに関する対応ガイドライン」を参照してください。

次の表には、Dell C2423Hモニターのディスプレイ関連の一般的な問題のトラブルシューティングに関する情報が記載されています。

または、「デル製モニターのディスプレイまたはビデオの問題をトラブルシューティングする方法」を参照するか、またはデル・テクノロジーズのDell製モニターのセルフヘルプ ガイドを確認してください。

次の表には、Dell C2423HモニターのUSBの問題のトラブルシューティングに関する情報が記載されています。

「デル製品のマニュアルと文書」でマニュアルおよび文書を表示またはダウンロードする方法について参照してください。

• Dell C2423Hユーザーズ ガイド
• Dell C2423H Quick Setup Guide
• Dell Display Managerユーザーズ ガイド