お使いのDell製ノートパソコンが、実行時に高温になりすぎる場合や、ファンが回転し続けて騒音が大きすぎる場合は、次のトラブルシューティング手順を実行してください。
PCのシステムBIOSを最新バージョンにフラッシュすると、問題が解決する場合があります。Dell BIOSは、コンピューターのダイナミックな冷却とパフォーマンスに関するファン速度の管理を行います。
最新バージョンのBIOSをダウンロードしてインストールする方法については、Dellナレッジベース記事「DELL BIOSアップデート」を参照してください。
Intel Dynamic Platform and Thermal Framework/Intel Dynamic Tuningドライバーの最新バージョンをインストールします。オペレーティング システムでの冷却とパフォーマンスのダイナミックな管理に必要です。最新バージョンをダウンロードしてインストールするには、次の手順に従います。
Dell ePSA診断プログラムを実行して、コンピューターのファンのステータスを確認します。ePSAによる診断中は、ダイナミックな制御は行えません。このテスト中は、プロセッサーはフル スピードで動作し、ファンの回転速度が高速になるおそれがあります。
詳細については、Dellナレッジベース記事「Dell製コンピューターで起動前診断テストを実行する方法」を参照してください。
コンピューターがシャットダウンされ、BIOSにエラー ログが残っていますか?
いいえ。コンピューターがシャットダウンされず、ファンが診断テストにパスしている場合は、ノートパソコンについて知っておくべき次の事項に目を通してください。
このようなスリムな設計では、プロセッサーに負荷がかかるほど、プロセッサーの温度は上昇します。
ファンが回り続けるということは、通常負荷の高いワークロードのためにCPUの使用率が上がっています。(Windowsのアップデートや複数のアプリケーションが開いたままになっている場合などに発生します)。CPUの使用率が上がると、CPUの温度が上がるため、システム内の温度を制御するためにファンが回ります。現在の薄くて軽い設計では、そのコンパクト設計のために、ファンが頻繁に回転することを念頭においてください。CPU使用率が高い原因となっているアプリケーションが終了すると(アップデート、スキャン、単なる処理など)、CPU使用率が下がり、その結果しばらくすると、温度が下がりファンの動きも安定します。
コンピューターで熱が集中する場所を減らすように、さまざまな考慮がなされています。通常最も熱くなる場所は、システム底部の換気装置です。もう一か所は、キーボードの上に沿った部分です。ほとんどのコンピューターでは、その下にCPU、ファン、ヒートシンク、メモリーが並んでいます。ノートパソコンの置き場所に注意して、換気開口部をふさがないようにしてください。
触れないほどケースやキーボードが熱くなった場合や、コンピューター筐体に熱が原因のダメージの兆候が見られた場合は、Dellにお問い合わせください。
はい。システムがシャットダウンされるか、BIOSに温度/ファンのエラーが記録されています。詳細なトラブルシューティングについては、デルのナレッジベース文書「 デルコンピュータの オーバーヒート、シャットダウン、または熱の問題をトラブルシューティングする方法 (英語) 」を参照してください。
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