Azure ADの簡単設定

簡単設定はデフォルトのオプションであり、最も一般的に導入されるシナリオに使用されます。わずか数回クリックするだけで、オンプレミス ディレクトリーをクラウドに拡張できます。

Azure AD Connectの簡単インストール

Azure AD Connectの簡単インストールを実行するには、次の手順を実行します。

1. Azure AD Connectをインストールするサーバーのローカル管理者として、職場のネットワークにサインインします。これは、同期サーバーにするサーバーで行う必要があります。

2. Azure Active Directory Connectの実行可能ファイルはここからダウンロードできます。

3. 実行可能ファイルがダウンロードされた場所に移動し、AzureADConnect.msiをダブルクリックしてインストールを開始します。

4. ［Welcome］画面で、ライセンス条項に同意するボックスを選択し、［Continue］をクリックします。

5. ［簡単設定］画面で、［簡単設定を使う］をクリックします。

6. ［Azure ADに接続］画面で、Azure ADのグローバル管理者のユーザー名とパスワードを入力します。［次へ］をクリックします

   

7. ［AD DSに接続］画面で、エンタープライズ管理者アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。ドメイン部分を、NetBiosまたはFQDN形式（FABRIKAM\administratorまたはfabrikam.com\administrator）のいずれかで入力できます。［次へ］をクリックします

   

8. ［Azure ADサインインの構成］ページは、ドメイン検証が完了していない場合にのみ表示されます。

9. このページが表示された場合は、［追加されていません］および［確認されていません］とマークされたすべてのドメインを確認します。使用するこれらのドメインがAzure ADで確認されていることを確認します。使用するドメインを確認したら、リフレッシュ アイコンをクリックします。

   

10. ［構成の準備完了］ページで、［インストール］をクリックします。

     

    • 必要に応じて、［構成の準備完了］ページで、［構成が完了したら、同期プロセスを開始してください］ボックスの選択を解除できます。フィルタリングなどの追加設定を行う場合は、このチェックボックスをオフにする必要があります。このオプションを選択解除すると、ウィザードは同期を構成しますが、スケジューラーは無効のままになります。インストール ウィザードを再実行して、スケジューラーを手動で再度有効化するまでは実行されません。

    • お使いのオンプレミスのActive DirectoryにExchangeがある場合は、Exchangeハイブリッド展開を有効にするオプションがあります。クラウドとオンプレミスの両方でExchangeメールボックスを同時に使用する場合は、このオプションを有効にします。

    

11. インストールが完了したら、［終了］をクリックします。

12. インストールが完了したら、Synchronization Service ManagerまたはSynchronization Rule Editorを使用する前に、サイン オフして再度サイン インします。