Dell™ Inspiron 24（5488）All-in-Oneの使用およびトラブルシューティングガイド

コンピュータが反応しなくなった場合または低パフォーマンス問題のトラブルシューティングを行っている場合は、次のステップを実行します。

1. 電源ボタンを15秒間以上押して、コンピュータの電源を確実に切ります。
2. キーボード、マウス、外付モニタを含むすべての外付周辺機器を取り外します。周辺機器には、フラッシュドライブ、USBデバイス、プリンタ、カードなどの外付ストレージデバイスも含まれます。
3. 電源ボタンを押し、コンピュータの電源が入って正常に起動するかどうかを確認します。正常に起動しない場合は、デルのナレッジベース文書「コンピュータの電源が入らないか、デルのロゴ画面が表示されたままになる」を参照してください。
4. コンピュータが正常に起動する場合は、SupportAssistをダウンロードしてインストールします。SupportAssistを入手してインストールする方法の詳細については、「SupportAssist for PCs and tablets（PCおよびタブレット向けSupportAssist）」ページを参照してください。
5. コンピュータのシステムメンテナンスを実行します。詳細については、デルのナレッジベース文書「Microsoft Windowsの最適化とメンテナンス」または「パフォーマンス低下の問題のトラブルシューティング」を参照してください。
6. 外付周辺機器類を1台ずつ接続して、コンピュータが応答を保ち続けるかどうかを確認します。

このリンクをクリックすると、デルのナレッジベース文書「Microsoft Windowsでフリーズやエラーが発生する」が表示されます。

入手可能なドライバについては、Dell 24（5488）All-in-Oneドライバのページを参照してください。

この文書では、デルコンピュータ用のドライバをダウンロードしてインストールする方法について説明します。

LCDの内蔵セルフテスト（BIST）

Dell 24（5488）All-in-One PCには、発生している画面の異常がモニタの問題なのかコンピュータのビデオカードの問題であるか判断するために役立つ、LCD内蔵セルフテスト（BIST）機能が含まれています。LCD全体の色純度を診断して調べることで、通常の表示モードでは識別しにくいドット抜けやLCDの破損などの欠陥が特定しやすくなります。

歪み、鮮明さの問題、水平または垂直の線、色あせなどの画面の異常に気づいた場合は、内蔵セルフテスト診断を実行してLCDの問題を特定することをお勧めします。

1. PCの電源を切ります。
2. PCの右下にあるOSD（オンスクリーンディスプレイ）ボタンを押したままにします。
3. OSDボタンを押しながら、電源ボタンを押して、内臓セルフテスト（BIST）を開始します。
4. 一連の色が画面上で点滅します。
5. 画面に異常がないか慎重に点検します。

ヒント: 内蔵セルフテスト（BIST）モードで画面の異常が検出されない場合、LCDは正常に機能しています。ビデオカード（GPU）とPC設定の確認
内蔵セルフテスト（BIST）モードで異常に気づいた場合、保証期間中のときは、デル・テクニカル・サポートに連絡してモニタを修理または交換することができます。

デル製モニタのトラブルシューティングの詳細については、デルのナレッジベース文書「デル製モニタの共通トラブルシューティングガイド（英語）」を参照してください。

複数のモニタのトラブルシューティングの詳細については、デルのナレッジベース文書「デル製PCの複数モニタの問題のトラブルシューティングガイド（英語）」を参照してください。

USBポートの問題の解決に役立つ情報については、デルのナレッジベース文書「USBポートに関する問題の解決方法」を参照してください。

ハードドライブの問題の解決に関する情報とヘルプについては、デルのナレッジベース文書「ハードドライブの概要とトラブルシューティング」を参照してください。

コンピュータが起動しない、または起動はする（LEDが点灯し、ファンが回転する）が画面に何も表示されない場合、コンピュータがビープ音またはLEDの点滅によって問題を示すことがあります。次のようなインジケータがあります。

• 電源LED
• ビープ音
• Quad Pack診断LED（一部のデル製PCでのみ使用可能）

電源LEDの状態

電源LEDの状態	説明
消灯	休止状態またはサスペンドディスク 電源がオフ。
オレンジに点灯	起動の失敗
オレンジで点滅	起動の失敗 - コンピュータが電力を通常どおり受け取っています。デバイスが故障しているか、または正しく取り付けられていない可能性があります。オレンジ色での点滅パターンの診断に関する推奨事項および考えらえるエラーについては、以下の表を参照してください。
白に点灯	コンピュータは正常に機能しています。
白で点滅	コンピュータは低電力状態（スリープモード）になっています。これはエラー状態を示すものではありません。

メモ: 電源LEDは、電源投入時の自己診断（POST）プロセスの進捗状況のインジケータとしてのみ機能します。

電源LED - オレンジ色で点滅パターン

メモ: オレンジ色で点滅するパターン: 障害状態を示すために電源ボタンLEDがオレンジ色で点滅します。繰り返しパターンの間に長い中断があります。
例: メモリ（RAM）が検出されない場合、電源ボタンLEDが2回点滅してその後に中断があり、また2回点滅して中断というように続きます。コンピュータの電源を切るまでこのパターンが続きます。

ビープ音のパターン

メモ: コンピュータから障害状態に対応するビープ音が鳴ります（表3）。ビープ音の繰り返しパターンの間に長い中断があります。
例: メモリ（RAM）が検出されない場合、コンピュータのビープ音が2回鳴り、その後に中断があり、また2回鳴って中断というように続きます。コンピュータの電源を切るまでこのパターンが続きます。

システムセットアップ（BIOS）の設定が変更されたことが原因で、コンピュータでWindowsが起動しなかったり、インターネットに接続しなかったりする場合があります。このようなとき、BIOSの設定をデフォルトに戻すと、これらの問題を修正できることがあります。

オプション1:

1. コンピュータを再起動します。
2. POST実行中にデルのロゴが表示されたら、F2キーを押してBIOS画面を表示します。
3. セットアップ画面で、→キーを押して「Exit（終了）」メニューに移動します。
4. ↓キーを押して「Restore Defaults（デフォルト設定の復元）」をハイライトし、Enterキーを押します。
5. 「YES（はい）」でEnterキーを押して「Load Optimized Defaults（最適化されたデフォルトをロード）」を実行すると、コンピュータが再起動します。

オプション2:

1. コンピュータを再起動します。
2. POST実行中にデルのロゴが表示されたら、F2キーを押してBIOS画面を表示します。
3. セットアップ画面で、F9キーを押します。
4. 「YES（はい）」でEnterキーを押して「Load Optimized Defaults（最適化されたデフォルトをロード）」を実行すると、コンピュータが再起動します。
5. F10キーを押して、変更を保存して再起動します。
6. 「Yes（はい）」でEnterキーを押して、コンピュータを再起動します。

デルのセキュリティとウイルス対策のサポートページにアクセスするには、次のリンクをクリックします:

• デルのセキュリティとウイルス対策のサポートページ

コンピュータにはウイルス対策プログラムが事前にインストールされています。詳細については、デルのナレッジベース文書「デル製PCに付属のサードパーティ製ウイルス対策プログラムに関する役立つ情報」を参照してください。

ウイルス、スパイウェア、マルウェアの詳細については、次のリンク先を参照してください。

• コンピュータに感染する可能性のあるさまざまなタイプのウイルス、スパイウェアおよびマルウェアについて（英語）
• Microsoft Windowsでのコンピュータの保護、またはウイルス、スパイウェア、その他のマルウェアの削除
• マルウェアまたはウイルスに感染したシステムの特定および修復方法（英語）