インテル ラピッド リカバリー テクノロジー（IRRT）を使用してリカバリー ボリュームを作成する（英語）

インテル ラピッド リカバリー テクノロジー（IRRT）とは何ですか？

IRRTはRAID 1機能を使用して、システム内のプライマリー ハード ドライブから、指定したリカバリー ドライブにデータをミラーリングします。リカバリ一 ボリュームは、システム上の唯一のボリュームにすることができ、リカバリー ボリュームの容量は、2台のハード ドライブのうち、小さいハード ドライブのサイズと同じになります。

トップに戻る

原因の情報がありません。

IRRTをどのように設定すればよいですか？

次の手順は、［BIOS SATA Operation］を［RAID On］に設定してDellノート パソコンまたはデスクトップ システムを設定するための一般的な手順です。

お使いのシステムに最新のIRSTドライバーとユーティリティーがインストールされていることを確認します。

1. これを行うには、Dell.com/Support/Driversにアクセスし、サービス タグまたはエクスプレス サービス コードを入力します

   （または、お使いのシステム モデルを製品リストから選択することもできます）。

2. これによって、お使いのシステムのモデルに対応した正しいシステム ページが表示されます。

3. システム ページで、［ドライバーおよびダウンロード］ボタンをクリックして、お使いのオペレーティング システムのタイプが設定されていることを確認します。

4. ドライバー カテゴリのリストで、シリアルATAが表示されるまで下に移動して、ドロワーを開きます

5. インテルIRST（インテル ラピッド ストレージ テクノロジー）ドライバーとユーティリティーを探します。

外部eSATAドライブでのリカバリー ボリュームのセットアップ

1. システムがRAIDオン モードで、インテル ラピッド ストレージ テクノロジー ドライバーと管理コンソールを使用して、Windowsオペレーティング システムをインストールします。

2. Windowsデスクトップを起動し、外部eSATAドライブを接続します。

3. インテル ラピッド ストレージ テクノロジー コンソールを開きます。

4. カスタム ボリュームを作成するためのリンクをクリックします。

5. [Next](次へ)ボタンをクリックします。

6. ボリュームを設定します。［Continuous］または［On request］を選択します（この例では［Continuous］が選択されています）。

   • Continuous：システムの起動時に、常に外部ドライブにデータをコピーします。

   • On Request：データを同期することができます。また、ドライブをリカバリー ボリューム以外のストレージに使用することを許可します。

   メモ: 注：ライトバック キャッシュには、RAIDを高速化するための高度なオプションが用意されています。システムの実行中にeSATAケーブルが切断された場合、データが失われる可能性があります。

7. [Next](次へ)ボタンをクリックします。

8. ［Create Volume］ボタンをクリックして、リカバリー ボリュームを作成します。

   注：注：eSATAドライブ上のすべてのデータは消去されます。

9. ［Are you sure you want to continue?］という質問については、［OK］ボタンをクリックしてください。

10. リカバリー ボリュームが正常に作成されるまで待ちます。

11. [OK]ボタンをクリックして続行します。

12. eSATAドライブへのデータ移行が開始します。

    メモ: 注：レプリケーションが完了するまでシステムを使用しないことをお勧めします。

13. データ移行が完了したことを確認します。

プライマリー ドライブに障害が発生した場合のリカバリー ボリュームからのデータ復元

1. 交換用ハード ドライブをシステムに取り付けて、故障したハード ドライブを交換します。

2. システムを起動します。

   1. システムが［No Boot Device Found.］と表示するまで待ちます。

   2. 任意のキーを押して、システムを起動します。

   3. システムは外部eSATAドライブから直接起動するはずです。

   4. 何らかの理由でこの処理が機能しない場合は、手順3～6を実行してください。それ以外の場合は、手順7に進んでください。

3. システムを起動し、<ctrl+i>を押して設定ユーティリティーを起動します。

4. メニューから［Recovery Volume Options］を選択します。

   1. メニューから［Enable Only Recovery Disk］を選択します。

   2. 適切な［Recovery Volume］を選択します。

5. ［Exit］を選択し、システムの電源をオフにします。

   注：注：ウォーム ブートを実行すると、システムが異常停止する場合があります。

6. システムの電源を入れ、eSATAドライブから起動します。

7. インテル ラピッド ストレージ テクノロジー コンソールを開き、交換用ハード ドライブをアレイ名の下に一覧表示します。

8. ［Clear and reset disk］のリンクをクリックして、交換用ハード ドライブをマスター ボリュームに準備します。

9. ［Rebuild to another disk］リンクをクリックして、eSATAリカバリー ボリュームから交換用ハード ドライブへのデータ移行を開始します。

10. ［Rebuild］ボタンをクリックします。

    メモ: 注：このプロセスにより、選択したディスク上のすべてのデータが完全に削除されます。

11. システムが再構築プロセスを完了するのを待ちます。

12. 変更モードのリンクをクリックして、アップデート モードを［On request］から［Continuous］に変更します。

13. ［Yes］ボタンをクリックして、モードを［Continuous］に変更します。

14. 変更が正常に行われたことを確認します。

15. 交換用ハード ドライブをマスター ボリュームとして使用できるようになります。

追加のヘルプについては、Dellテクニカル サポートにお問い合わせください。

トップに戻る