Dell Dual Chargeドッキング ステーションHD22Qは、1本のUSB Type-Cケーブルで、すべての電子デバイスをノートパソコンに接続します。サポートされているノートパソコンをDell UD22ドッキング ステーションに接続すると、各デバイスをノートパソコンに接続しなくても、すべての周辺機器にアクセスできます。(例:マウス、キーボード、ステレオ スピーカー、外付けハード ドライブ、大画面モニターなどの周辺機器)。
仕様、セットアップ、外部モニターの接続、一般的な問題のトラブルシューティングなどについては、以下の該当するセクションを展開して参照してください。
ノートパソコン接続性 | USB Type-C |
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ビデオ ポート |
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ネットワーク ポート |
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USBポート |
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電源またはDC入力 |
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電力供給 | 90 WをPowerDelivery 3.0経由で130 Wの電源装置搭載のコンピューターへ供給 |
Dell Dual Chargeドッキング ステーションHD22Qは、DisplayPort over USB Type-CプロトコルをサポートするUSB-Cポートを搭載したノートパソコン向けに設計されています。ドッキング ステーションを使用する前に、お使いのノートパソコンにDisplayPort over USB Type-Cに対応しているUSB-Cポートがあることを確認してください。
図1: Dell Dual Chargeドッキング ステーションHD22Q前面図
1. | ワイヤレス充電パッド |
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デバイスを充電パッドに合わせます。
ドッキング ステーションの電源ボタンのLEDが白色に点灯し、デバイスが充電中であることを示します。
図2:Dell Dual Chargeドッキング ステーションHD22Q背面図
1. | DisplayPort 1.4ポート |
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2. | HDMI 2.1ポート |
3. | USB 3.2 Gen1 Type-Aポート x 2 |
4. | Gigabit Ethernet RJ45ポート |
5. | 電源コネクター |
6. | USB 3.2 Gen2 Type-Cドッキング ケーブル |
図3:Dell Dual Chargeドッキング ステーションHD22Q右側面ポート
1. | LED付き電源ボタン |
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2. | USB 3.2 Gen1 Type-Aポート x 2 |
図4:Dell Dual Chargeドッキング ステーションHD22Q左側面図
1. | USB 3.2 Gen2 Type-C電源(PowerDelivery 3.0搭載) |
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次のアプリケーションを使用して、BIOS、ファームウェア、ドライバー、使用中のノート パソコンおよびドッキング ステーション用のクリティカル アップデートを自動的にインストールすることを強く推奨します。
Microsoft Windowsオペレーティング システムには、VGAグラフィックス ドライバーのみが含まれています。最適なグラフィックス パフォーマンスを得るには、Dellの 「ドライバーおよびダウンロード 」Webサイトから、お使いのノートパソコンに適用可能なDellグラフィックス ドライバーをインストールすることをお勧めします。( [ビデオ ]セクションの下)。
ドッキング ステーションをノート パソコンに接続して、モニターなどの外部デバイスを接続する前に、必要なドライバーをすべてインストールしてください。
モニターに付属のDisplayPortケーブルまたはHDMIケーブルを使用して、モニターをドッキング ステーションに接続します。ドッキング ステーションは、同時に接続された最大4台のモニターをサポートします。複数のモニターをドッキング ステーションに接続した場合にサポートされる解像度の詳細については、以下のセクションの「画面解像度表」を参照してください。
マルチ モニターのセットアップと問題のトラブルシューティングに関する詳細については、次のDellナレッジベース記事を参照してください。「マルチ モニターをセットアップする方法」または「Dellシステムで複数のモニターの問題のトラブルシューティング」
外部モニターの適切な動作には、一定量の帯域幅が必要です。解像度高いモニターには、より多くの帯域幅が必要です。
DisplayPort で使用可能な帯域幅 |
シングル ディスプレイ (最大解像度) |
デュアル ディスプレイ (最大解像度) |
トリプルディスプレイ (最大解像度) |
クワッド ディスプレイ (最大解像度)*** |
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HBR2 (HBR2 x2レーン - 8.6 Gbps) |
DP 1.4/HDMI 2.1: 4K (3840 x 2160) @ 30 Hz |
DP 1.4 + HDMI 2.1: フル ハイ デフィニション(FHD)(1920 x 1080)@ 60 Hz |
HDMI 2.1: FHD (1920 x 1080) @ 60 Hz DP 1.4: HD (1280 x 720) @ 60 Hz * x 2 |
サポートされていません。 |
HBR3 (HBR3 x2レーン - 12.9 Gbps) |
DP 1.4/HDMI 2.1: 4K (3840 x 2160) @ 30 Hz |
DP 1.4 + HDMI 2.1: クワッド ハイ デフィニション(QHD)(2560 x 1440)@ 60 Hz |
HDMI 2.1: FHD (1920 x 1080) @ 60 Hz DP 1.4: HD (1280 x 720) @ 60 Hz * x 2 |
HDMI 2.1: FHD (1920 x 1080) @ 60 Hz DP 1.4: HD (1280 x 720) @ 60 Hz * x 3 |
Display Stream Compression (DSC)を使用したHBR3 |
DP1.4: 8K(7680 x 8320)@ 30 Hz またはHDMI 2.1: 4K (3840 x 2160) @ 60 Hz、 4K (3840 x 2160) @ 120 Hz **、 または8K (7680 x 4320) @ 30 Hz ** |
DP 1.4/HDMI 2.1: 4K (3840 x 2160) @ 60 Hz |
HDMI 2.1: QHD (2560 x 1440) @ 60 Hz DP 1.4: QHD (2560 x 1440) @ 60 Hz * x 2 |
HDMI 2.1: QHD (2560 x 1440) @ 60 Hz DP 1.4: QHD (2560 x 1440) @ 60 Hz * x 3 |
症状 | 可能性のある解決方法 |
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ドッキング ステーションの高品位マルチメディア インターフェイス(HDMI)、またはDisplayPort(DP)ポートに接続されたモニターに画像が表示されない。 |
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接続されたモニターの画像がゆがんでいる、またはちらつく |
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接続されたモニタの映像が拡張モニタとして表示されない。 |
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ドッキングステーションのUSBポートが機能していない。 |
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高帯域幅デジタル コンテンツ保護(HDCP)のコンテンツが接続されたモニターに表示されない。 |
メモ: ドッキング ステーションに接続されているモニターまたはディスプレイは、HDCP 2.2に対応している必要があります。
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LANポートが機能していない。 |
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USBポートは、pre-OPERATING SYSTEM環境で機能しません。 | BIOSに[USB Configuration]ページがある場合は、次のオプションがオンになっていることを確認してください。
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ドッキング ステーションのPreboot Execution Environment (PXE)起動が機能しない。 | BIOSに内蔵Ethernetページがある場合は、[PXEで有効]を選択します。 ノートパソコンの[BIOS Setup]に[USB Configuration]ページがある場合は、次のオプションがオンになっていることを確認してください。
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USB起動が機能しない | BIOSに[USB Configuration]ページがある場合は、次のオプションがオンになっていることを確認してください。
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Type-C (USB-C)ケーブルをつなぐと、[Dell BIOS Setup]の[Battery Information]ページにACアダプターが「Not Installed」と表示される。 |
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ドッキング ステーションに接続されている周辺機器は、オペレーティング システム以前の環境では動作しません。 | ノートパソコンのBIOSセットアップに[USB構成]ページがある場合は、次のオプションにチェックを入れて、プレオペレーティング システム環境でドッキング ステーション機能を有効にします。
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ドッキング ステーションをノートパソコンに接続すると、「通常より小型の電源アダプターが接続されています」というアラート メッセージが表示されます。 |
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小型の電源アダプターに関する警告メッセージが表示され、ケーブルLEDが点灯しない。 |
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外部ディスプレイなし: USB LEDまたはデータ/ケーブルLEDが点灯しない。 |
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ノートパソコンまたはドッキング ステーションを動かすと、ケーブルLEDは消えます。 |
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ワイヤレス充電が機能しない。 |
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Qi充電LEDが橙色に点滅する。 | このLEDは、異物検出(FOD)や過熱保護(OTP)などの異常な充電ステータスをドッキング ステーションが検出すると橙色に点滅します。 異物検出(FOD):
過熱保護 (OTP):
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ワイヤレス充電パッドに配置されたデバイスの充電が通常よりも遅い。 | 充電デバイスのバッテリーの温度が高すぎると、デバイスがワイヤレス充電速度を制限する場合があります。ただし、温度が下がると充電が開始されます。
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ワイヤレス充電パッドに配置されたデバイスの充電が断続的になる。 | ドックは、さまざまなサイズのデバイスをサポートするために3コイル設計になっています。また、ドックは一度に1台のデバイスでのみワイヤレス充電をサポートします。
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バッテリーが温まりすぎると、デバイスは充電を制限し、温度が下がると充電を再開する場合があります。デバイスとQi充電器を低温の場所に移動してみてください。
デバイスの充電に最適な位置を見つけます。デバイスを縦向きまたは上下逆の位置、または横向きの位置に置いて確認します。ワイヤレス充電LEDは、ワイヤレス充電デバイスに電力を伝送している間、ソリッド ホワイトに点灯します。
一度に充電できるのは1台のデバイスのみです。複数のコイルを使用しても充電電力は増加しません。コイル アレイの使用は、全体的な電源供給ではなく、利便性と効率性の向上を主たる目的としています。
デバイスの位置を変更してみてください。
ワイヤレス充電中は、電話の背面に鉄、金属、コイン、集積回路(IC)カード、銀行カード、磁性体または金属製の物体を取り付けることはできません。