CVE ID: CVE-2018-3639およびCVE-2018-3640
デルは、Microsoft Security Response Center(MSRC)とGoogle Project Zeroの研究者により2018年5月21日に発行されたSpeculative Store Bypass(CVE-2018-3639)およびRogue System Register Read(CVE-2018-3640)に記載される、多くの最新のマイクロプロセッサーに影響を与えるサイドチャネルの脆弱性を認識しています。特権を持たない攻撃者は、ローカル ユーザーとしてシステムにアクセスしながら、これらの脆弱性を利用して特権メモリー データを読み取る可能性があります。詳細については、インテルによって投稿されているセキュリティアップデートを確認してください。
デルは、これらの問題が自社製品に及ぼす影響を調査しています。影響の詳細および軽減方法の手順については、その情報を確認次第、定期的に本文書にてお知らせします。軽減方法の手順は製品によって異なり、プロセッサー マイクロコード(BIOS)、オペレーティング システム(OS)、その他のソフトウェア コンポーネントのアップデートが必要となる場合があります。
デルでは、これらの脆弱性が悪用される可能性を防ぐために、今後アップデートが適用されるまで、マルウェア保護対策のセキュリティー ベスト プラクティスに従っていただくことをお客様に推奨します。これらのプラクティスには、早急なソフトウェア アップデートの適用、未知のソースからのハイパーリンクやWebサイト、ファイル、またはアプリケーションの回避、最新のウイルス対策および高度な脅威防御ソリューションの導入などがあります(これらに限定されません)。
その他のデル製品については、以下を参照してください。index?page=content&actp=search&id=sln318302
以下のシステムが影響を受けるため、デルのBIOSリリース(BIOSアップデート)経由でアップデートされたファームウェアが配布される予定です。このリストの日付は、CPUベンダーからのマイクロコード配信に基づきます。これらの日付はお客様の計画作成のための目安であり、利用可能になった時点でパッケージのダウンロード用のリンクとともに情報をアップデートします。
次のいずれかの操作を実行する必要があります。
シンクライアント製品 | |||
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モデル番号 | オペレーティングシステムバージョン | BIOSリリース | OSリリース |
Wyse 7040シンクライアント | Windows Embedded Standard 7 Premium、WIE10 TH | 1.5.7 | 使用できる |
Latitude 3460モバイル・シン・クライアント | Windows Embedded Standard 7 Premium | A14 | 使用できる |
Latitude E7270モバイル・シン・クライアント | Windows Embedded Standard 7 Premium | プロセス中 | 使用できる |
Latitude 3480モバイル・シン・クライアント | WIE10 RS | 1.9.2 | 使用できる |
Latitude 5280モバイル・シン・クライアント | WIE10 RS | 1.11.1 | 使用できる |