Intel Uniteのトラブルシューティング

エンタープライズ モード：Conference RoomにPINが表示されない（ハブにはPINではなく______が表示される）

エンタープライズ モードでは、ハブがIntel® Unite™ PINサーバーとの接続を確立できない場合、PIN番号にダッシュ「------」が表示されます。

推奨される問題の特定手順は次のとおりです。

• ハブとネットワークの接続を確認する
  • DHCPサーバーはハブのIPアドレスを提供しましたか？

提案：ハブのコマンド プロンプトからipconfig.exeを実行してみてください。

• ハブとIntel Unite® PINサーバーとの接続を確認する
  • Windowsコマンド ラインを使用して、Intel Unite® PINサーバーのIPアドレスまたはFQDNにpingを実行できますか？
  • ローカル ファイアウォールまたはネットワーク インフラストラクチャが特定のポートをブロックしていますか？

提案：Webブラウザーを開いて、UniteサーバーのFQDN：https://unite/ccservice.asmxを入力してみます。Intel Unite®サーバーによってホストされている有効なページが返されるはずです。
 

トラブルシューティングのためのログ収集： 

トラブルシューティング中にログ ファイルを収集すると、潜在的な構成の問題を見つけるのに役立つ場合があります。Intel Unite®ハブ、クライアント、またはサーバーの導入時に問題を特定するのに役立つ2種類のログ アクティビティーがあります。

インストール ログ：

インストール ログを収集するには、「/l」コマンド ライン オプションでログ ファイルへのパスを使用して、サーバー/ハブ/クライアントの疑わしいコンポーネントを再インストールします。

Windowsコマンド プロンプトを開き、インストール ファイルがあるディレクトリー（ハブ、クライアント、またはサーバーの*.msiファイル）に移動し、次のコマンド ラインを使用してインストーラー パッケージを起動します。

/l

ランタイム ログ：

ランタイム ログを収集するには、「/debug」コマンド ライン オプションを使用して、コマンド プロンプトからハブまたはクライアントの実行可能ファイル（インストール後）を直接起動して、接続フローに関する追加情報を取得します。

Windowsコマンド プロンプトを開き、ハブまたはクライアント アプリケーションのProgram Filesディレクトリーに移動して、Intel Uniteアプリケーションを起動します。

インテル トラブルシューティング ガイド：

また、インテルでは、エンタープライズ モードの導入中に発生する一般的な問題に関する詳細なトラブルシューティング ガイドも提供しています。

詳細については、エンタープライズ導入ガイドのセクション12も参照してください。

ハブ アプリケーションの起動時に次のエラーが発生する：

ポップアップ ウィンドウは、エラーIDを示します。IDに基づいて、エラーの性質を判断できます。

プラットフォーム チェックがエラーID333333で失敗する

このエラーは、ハブがプラットフォーム チェックに合格しても、コード署名証明書を検証できなかったことを示します。これは通常、更新されたルート証明書を持たないOSが原因で、パブリックIntel Unite®コード署名証明書を検証できないためです。

システムがインターネットに接続されていることを確認し、ブラウザーを開いてhttps://www.microsoft.comに移動します（これにより、システムは強制的にルート証明書を更新します）。

プラットフォーム チェックがエラーID666666で失敗する

このエラーは、プラットフォームがIntel Unite®アプリケーションと互換性がないことを示します。

「uniteserverfqdn」権限を持つSSL/TLSセキュア チャネルの信頼関係を確立できない

最新バージョンのIntel Uniteソリューション(v3)は、SHA-2以降の証明書のみを受け入れます。IT部門と協力して、発行された信頼できるWebサーバー証明書がSHA-2証明書であり、証明書パスが有効であることを確認する必要があります。

テスト環境の場合は、SHA-2証明書を取得するか、ご使用の環境で暗号化を無効にします。

o 暗号化なしでUniteを使用するには、セキュア ポート443のサイト バインドの詳細を入力する次の手順をスキップし、MS SQL ServerのインストールとDNSサービス レコードの準備に進みます。また、DNSサービス レコードの作成時に、サービスがポート80で検出されていることを確認する必要があります。

o 証明書チェックをスキップするもう1つの方法では、ハブとクライアントのマシン アカウントにレジストリーを追加します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\software\Intel\Unite\AllowInsecureCertificates (DWORD)

［証明書アルゴリズム チェックをスキップする必要がある場合は1、それ以外の場合は0。

（値が0の場合は、エンタープライズ証明書にSHA2証明書を強制的に使用します）］

起動/接続時にクライアント アプリケーションがクラッシュする

デバッグ スイッチを使用してクライアント アプリケーションを実行し、情報をログ ファイルに保存します。

（Intel Unite.exe /debug >logfile.txtを実行します）

ログ ファイルに「EXCEPTION: - Key not valid for use in specified state.」というメッセージが表示された場合は、アプリケーションを閉じて、C:\Users\eaviles\AppData\Roaming\Microsoft\Crypto\RSA\[sid]\d046dfファイルを削除します。

Small Businessモード - トラブルシューティング

クライアントPCがハブに接続されない

• クライアントPCとハブが同じサブネット上にあることを確認します。
• Intel Uniteアプリ トラフィックがネットワークに到達できるようにファイアウォールで許可されているかを確認します。
• クライアントPCの共有キーがハブと一致することを確認します。「共有キー値の変更」の手順に従って、クライアントの共有キーをアップデートできます。

無効なPIN

Intel Unite®ハブに接続しようとすると、「The pin you entered could not be found.Please try again」というメッセージが表示されます。

• 有効な最新のPINが入力されていることを確認します。PINは5分ごとに変更されます。
• クライアントPCの共有キーがハブの共有キーと一致していることを確認します。以下の手順に従って、共有キーをアップデートできます。

性能の問題

Intel Unite®ハブと各クライアント デバイスは、このセットアップ ガイドの最初に記載されている要件を満たす必要があります。

混雑したネットワークで操作している場合、パフォーマンスの問題が発生する場合もあります。ハブとして機能しているPCは、有線Ethernet接続を使用して、ワイヤレスの輻輳による遅延を最小限に抑えることが推奨されます。

共有キー値の変更

ハブ：アプリケーションをアンインストールして再インストールします。

Windowsクライアント：Intel Unite®アプリケーションの右下隅にある歯車をクリックします。

ネットワークの問題

ハブ：ログアウトする必要があります。接続されていることを確認してから再度ログインします。 

メモ：これらの手順では、ハブのセットアップ プロセス中に自動構成に対して［Yes］を選択したことを前提としています。

• ++を押します。
• ［Switch User］を選択します。
• 別のユーザーとしてログインします。
• Windowsを使用して有線またはワイヤレス ネットワークに接続します。
• ++を押します。
• ［Switch User］を選択します。
• ［UniteUser］を選択します（パスワード：P@ssword）。

ファイアウォールの問題

ファイアウォールの問題が発生した場合は、『Firewall Help Guide』を参照してファイアウォール設定を構成してください。

ショートカットでアプリケーションを開けない

これは通常、Intel Unite®アプリケーションがすでにバックグラウンドで実行されているために発生します。

システムを再起動して、もう一度やり直してください。また、タスク マネージャーを使用して、Intel Uniteアプリケーションを強制的に閉じることもできます。