「バランス」または「Dell」電力プロファイルが中央処理装置(CPU)のスロットリングを引き起こしている

電力プロファイルがCPUのスロットリングを引き起こしている

最小5%、最大100%のCPUを示すバランスの取れた電力プロファイルにもかかわらず、電力プロファイルはレンダリングやその他のCPU負荷の高いアプリケーションのパフォーマンスを制限しています。

大量のデータを処理する際の電源プロファイルの変更

処理するデータが大量にキューイングされると、プロセッサーのクロック スピードが上がり、プロセスが完了するまでそのレベルに留まります。「Balanced」または「Dell」では、CPUはすぐにデフォルト(通常は800 MHz)に戻ります(図1)。

システムがハイ パフォーマンス(図2)になっている場合、CPUはデータのキューを処理するのに必要なクロック レートを維持できます。Google Chromeはマルチスレッドであり、ハードウェアアクセラレーションを使用するため、これはGoogle Chromeを使用している場合に顕著になります。

バランス：

図1

ハイ パフォーマンス

図2

注：これにより、ノートパソコンのバッテリー持続時間が低下する可能性があります。

CAD、ビデオ、オーディオのレンダリングなど、CPUを集中的に使用する処理をシステムが行っていない場合は、より高いパフォーマンスが再び必要になるまで、システムをバランス電源プロファイルに戻すことができます。

また、Windows 10では、特定のアプリケーションによる電力管理をよりきめ細かく行える機能を可能にする パワー スロットリング オプションも導入されています。