PowerEdge第11世代サーバーを再起動すると、POST中に次のエラーが表示されることがあります。
Alert! iDRAC6 not responding. Power required may exceed PSU wattage.
Alert! Continuing system boot accepts risk that system may power without warning.
Strike the F1 key to continue, F2 to run the system setup program
サーバーの再起動を試みると、エラーがクリアします。エラーが引き続き発生する場合は、AC電源を30秒間取り外します。AC電源が再投入されたら、iDRAC6がPOST/初期化を完了するまで2分間待ってから、サーバーの電源を入れ直します。
解決
するための追加手順複数の環境でテストした結果、ほとんどの場合、次の手順により、この問題を解決できることが分かりました。
- 待機電力をクリアします(電源を抜いて、電源ボタンを20秒間押し続けます)。
- F2 BIOS設定ユーティリティーを起動して、ソフト リセットします(Caps Lock、Scrol Lock、および NUM Lockをオンにし、Alt + e、Alt + f、Alt + bを押して、システムを再起動します)。
- CTRL + Eを使用してiDRAC BIOSを起動します。iDRAC BIOSをデフォルトにリセットし、Escを押すと、システムが再起動します。
- iDRAC BIOSを再起動し、[DRAC LAN]および[IPMI over LAN]の両方が有効になっているか確認し、保存して終了します。Escを押すと、システムが再起動します。
- システムのOSを起動して、iDRACファームウェアを利用可能な最新バージョンにアップデートします。
問題が解決しない場合は、iDRACが機能しておらず、交換する必要があることを意味します。また、iDRACが接続されているマザーボードが原因である可能性があります。
ソフトウェアRAIDコントローラー(S100およびS200)を搭載したシステムでは、BIOSソフト リセットによってオンボードSATAコントローラーもデフォルトに戻ります。ドライブの制御をSATAコントローラーに戻すには、システム セットアップを起動して、SATAコントローラー モードをRAIDに設定します。