BIOS管理に使用できるコマンド ライン スイッチについて
IT担当者は、Latitude、OptiPlex、およびDell Precisionワークステーション システムの最新モデルでDell BIOSをアップデートする際に、コマンドライン スイッチを使用します。これらのオプションの詳細と、それらを使用するための適切な構文については、以下を参照してください。
推奨されるWindowsスイッチの活用
以下は、Latitude E6520のBIOS実行可能ファイル「E6520A05.exe」の出力例です。一般的な使用方法:
一般的な構文: Filename.exe [/<option1>[=<value1>]] [/<option2>[=<value2>]]オプション - 説明: (none): ガイド付きアップデートのユーザー インターフェイスを表示します。
- /? or /h - このデル システムBIOSアップデートの使用方法に関する情報を表示します。
- /s - BIOSシステムBIOSアップデートのすべてのユーザー インターフェイスを抑制します。
- /l= - Dell製システムBIOSアップデート ログ ファイルの特定のパスを定義します。
- /f - Dell製システムBIOS Updateから返されたソフト依存関係エラーをオーバーライドします。メモ: /sオプションが必要です。
- /r - システムを再起動してアップデートを完了します。メモ: /sオプションが必要です。
- /p= - BIOSアップデートを実行するためのBIOSパスワードを入力します(必要な場合)。例:
- システムをサイレントにアップデートします:Filename.exe /s
- デフォルトのログの場所から変更します(ターゲット パスの例:C:\my path with spaces\log.txt) Filename.exe /l="C:\my path with spaces\log.txt"
- アップデートを強制的に続行します(「ソフト」の資格エラーでも):Filename.exe /s /f
ネットワークを介してDell BIOSをリモートでアップデートする機能が必要な場合は、Dell Client Configuration Toolkit (CCTK)が推奨されます。使用中のシステムのCCTKは、DellサポートWebサイトからダウンロードできます。
メモ: スイッチの完全なリストとその説明は、Windowsのコマンド プロンプトから「/?」または「/h」スイッチを使用して実行可能ファイル(filename.exe /)を実行することで入手できます。
警告:BitLocker
が有効になっている PCでBIOSをアップデートする場合は、次の問題に注意してください。
BitLockerが一時停止されていないと、次回システムを再起動したときにBitLockerキーが認識されません。その後、続行のためにリカバリー キーの入力を求められ、再起動のたびに要求されます。
リカバリー キーが不明な場合、データ ロスや、オペレーティング システムの不必要な再インストールにつながる可能性があります。
詳細については、Dellナレッジベース記事 「BitLockerが有効なDell製システムでのBIOSのアップデート」を参照してください。
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