Symptoms
第2世代AMD EPYCプロセッサーを搭載したDell EMC PowerEdgeサーバーで、Hyper-Vの役割をインストールした後にWindows Server 2019が起動しないことがあります。オペレーティング システムが回復状態になるか、ブルー スクリーン(stopエラー)が発生し、アクセス不能な起動デバイスを示す可能性があります。
注:第2世代AMD EPYCプロセッサーを搭載したDell PowerEdgeサーバーにWindows Server 2019 Hyper-Vの役割をインストールすると、追加のエラーまたは状況が発生する可能性があります。
Cause
第2世代AMD EPYCプロセッサーを搭載したDell EMC PowerEdgeサーバーは、Hyper-Vの役割をインストールした後に起動に失敗します。
Resolution
影響を受けるPowerEdgeサーバーにWindows Server 2019 Hyper-Vの役割をインストールするには、次の手順を実行します。
- Windows Server 2019をインストールします。
- Microsoft Updateカタログから最新のサービス スタック アップデートをインストールします(こちら を参照)
- 2019年6月の累積アップデート KB4501371 以降 をインストール します( こちら を参照)
- サーバーを再起動します。
- Hyper-Vロールのインストール
オペレーティング システムがリカバリー状態になった場合、またはブルー スクリーン(stopエラー)が発生した場合にオペレーティング システムを回復するには、次の手順を実行します。
- PowerEdgeサーバーの電源を切る
- PowerEdgeサーバーの電源を入れ、F2キーを押してBIOSを起動します。
- [Processor Settings]に移動し、仮想化テクノロジーを無効にします。
- BIOSを終了して設定を保存し、PowerEdgeサーバーをオペレーティング システムで再起動します。
- Microsoft Updateカタログから最新のサービス スタック アップデートをインストールします(こちら を参照)
- 2019年6月の累積アップデート KB4501371 以降 をインストール します( こちら を参照)
- サーバーを再起動し、F2キーを押してBIOSに入ります
- [Processor Settings]に移動し、[Virtualization Technology]を有効にします。
- BIOSを終了して設定を保存し、PowerEdgeサーバーをオペレーティング システムで再起動します。
その他の情報:
注:2019年12月10日以降に出荷され、工場出荷時にMicrosoft Windows Server 2019 OEMがインストールされたDell EMC PowerEdgeサーバーは、この問題の影響を受けません。
第2世代AMD EPYCプロセッサーを搭載したDell EMC PowerEdgeサーバー:
第2世代AMD EPYCプロセッサー:
- 7742
- 7702
- 7542
- 7502
- 7402
- 7452
- 7352
- 7302
- 7262
Affected Products
Microsoft Windows Server 2019, PowerEdge C6525, PowerEdge R6515, PowerEdge R6525, PowerEdge R7515