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IEEE 802.3azで定義されている省電力Ethernet(EEE)低電力アイドル(LPI)モードでは、必要に応じて内蔵LANコントローラーの一部をオフにし、データを送受信する必要がない場合はインテル82579の機能をオフにすることで省電力を実現します。
82579送信パスを低電力アイドル モードにするか、低電力アイドル モードを終了するかの決定は、内蔵LANコントローラー レベルで行われ、82579に伝達されて送信回路の省電力が可能になります。
リンク パートナーが低電力アイドル モードに入ったかどうかに関する情報は、82579によって検出され、受信回路の省電力を可能にするために内蔵LANコントローラーに通信されます。
SIPSは、ソフトウェアベースの省電力機能です。この機能はS0状態でのみサポートされており、Windowsドライバーの[Advanced]タブまたはDMiXを使用して有効または無効にすることができます。この機能による省電力は、82579のリンク速度によって異なります。LPIモードでは、SIPSは有効になっていません。
SIPSは、ネットワークがアイドル状態で、非アクティブのためにモニターの電源がオフになっている場合に、可能な限り低いリンク速度にネゴシエートすることで、82579の電力を節約するように設計されています。SIPS機能は、次の両方の条件に基づいてアクティブ化されます。
図1 - インテルの例
図2 - Realtekの例
可能な場合は、ネットワーク スイッチでEEEまたはGreen Ethernetを無効にした後でネットワークをテストします。
ほとんどのモデルでは、EEE LPIはデフォルトで有効になっていますが、新しいテクノロジーであるため、古いシステムではEEEが無効になっている場合があります。エンタープライズ環境のお客様は、Get-NetAdapterAdvancedProperty PowerShellコマンドを使用して、システム上のすべてのネットワーク アダプター設定を一覧表示し、この機能をオンまたはオフにしたシステムの環境をポーリングできます。お客様は追加のオプションを追加して、追加の仮想Windowsアダプターの例を除外できます。Get-NetAdapterAdvancedProperty -interfacedescription *[irk][nie][tal]*。
図3 - PowerShell
Latitude, Latitude E6320, Latitude E6420, Latitude E6420 ATG, Latitude E6520, OptiPlex 790, OptiPlex 990, Precision M4600, Precision M6600, Precision T1600
06 Dec 2023
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