次の記事では、Thunderbolt 3対応ドッキング ステーションに接続されているDellノートパソコンのデスクトップ メニューに、「Device was approved during boot but is not part of the current Approved Device List」というメッセージが表示される問題について説明します。
Dellノートパソコンのユーザーから、Thunderbolt 3対応システムをThunderboltドック(TB16やWD19TBなど)に接続し、オペレーティング システム(OS)を起動すると、デスクトップの右下隅にメッセージが表示されると報告を受けました(図1を参照)。
(図1:「Device was approved during boot but is not part of the current Approved Devices List」メッセージ)
すべてのシステムは出荷時のデフォルトで、BIOSの[Thunderbolt Security]セクションが[No Security]に設定されています。つまり、オペレーティング システムでドックを承認するかどうかを選択できます。
ただし、BIOSの[Thunderbolt Security]設定を[User Authorization]に変更した場合、Thunderboltデバイス(つまりドック)はThunderboltアプリケーション ソフトウェアで手動で承認されるまで機能しません。
システムまたはドックの使用時に制限はありませんが、Thunderboltアプリケーションから表示されるメッセージによって混乱する可能性があります。
このメッセージは、Thunderbolt 3のドライバーおよびアプリケーションのセキュリティ実装の一部であり、情報提供のためのものです。ノートパソコンまたはドックの動作には影響しません。