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Windows Server:Windows Server 2008または2008 R2が起動しない場合のブートファイルの修復方法

Summary: サーバでWindowsを起動できない場合、いくつかの原因が考えられます。この文書では、ブートファイルの問題に対処し、修復する方法を説明します。

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Symptoms

サーバでWindowsを起動できない場合、いくつかの原因が考えられます。この文書では、ブートファイルの問題に対処し、修復する方法を説明します。
 

概要

Windows Recovery Environment(WinRE)を起動すると、ドライブ文字が先着順に設定されます。例えば、WindowsのC:ドライブは、WinREではよく別の文字になります。ドライブと保存内容の確認には、DiskPartユーティリティーが使用できます。
 

  • 1番目のパーティション:100 MB、システムが予約済み(ドライブ レターなし)

  • 2番目のパーティション: 60 GB (C:) OS

  • 3番目のパーティション:  1.5 TB (D:) データ

  • DVDドライブ:E:


SLN167714_en_US__1I_Windows_Boot1_JP_V1a
図1: WindowsおよびWinREのドライブ レターの説明(英語のみ)
SLN167714_en_US__2icon メモ:システムにより予約済みのパーティションがない場合は、Windowsフォルダーがあるドライブを選択してもかまいません。



ブートファイルの復元

  1. Windows Server DVDを起動します。

  2. コマンド プロンプトを開きます。

    1. Server 2008 R2:

      1. ドライバーが必要ない場合は、ShiftキーとF10を同時に押してコマンド プロンプトを開きます。

      2. ステップ3に進みます。
         

       

    2. Server 2008(ドライバーが必要な場合は2008 R2)

      1. 最初の画面で[次へ]をクリックします。

      2. [コンピューターを修復する]をクリックします。

      3. ドライバーが必要ない場合は、[次へ]をクリックして、次のステップviiに進みます。

      4. ドライバーが必要な場合は、[ドライバーをロード]をクリックします。

      5. 必要なドライバーが入ったメディアを挿入します。

         

        メモ:メディアにはCD、DVD、USBストレージ デバイスを使用できます。

         

      6. ドライバーがあるフォルダーに移動して、ドライバーを選択し、[開く]をクリックします。

      7. コマンド プロンプトをクリックします。
         

       

     

  3. コマンドプロンプトが表示されます。

  4. コマンド プロンプトで「DiskPart」と入力します。

    SLN167714_en_US__3I_Windows_Boot5_JP_V1a
    図2:DiskPartの結果(英語のみ)
     

 
  • DiskPartプロンプトで「List vol」と入力します。

  • DVDドライブのドライブ文字をメモします。この例では、Fです。

  • システムが予約済みのドライブのドライブ文字をメモします。この例では、Cです。

  • 「Select vol 1」と入力します(ここでは、vol 1がシステムが予約済みのボリュームと仮定します)。

  • active」と入力します。これにより、選択したボリュームがアクティブになります。

  • 「Exit」と入力してコマンド ラインに戻ります。

  • コマンド プロンプトで「Copy f:\BootMgr c:\」と入力します。次の2つのうちのいずれかが行われます。

    1. BootmgrファイルがすでにC:に存在する場合は、「N」と入力して上書きしないようにします。

    2. BootmgrファイルがC:に存在しない場合は、自動的にコピーされます。
       

     

  • コマンド プロンプトで「Bootrec /Fixmbr」と入力します。

  • コマンド プロンプトで「Bootrec /Fixboot」と入力します。

  • コマンド プロンプトで「Bootrec /rebuildBCD」と入力します。

    1. OSが検出されなかった場合、以下が表示されます。

      SLN167714_en_US__4I_Windows_Boot8_JP_V1a
      図3:OSが見つからない場合の結果(英語のみ)


      つまり、次のいずれかに該当することを意味します。

      1. ブート構成データベース(BCD)がすでに存在している。

      2. OSがない。

      3. OSがBootRecを認識できないレベルまで破損している。
         

       

    2. BootRec /RebuildBCDが成功した場合は、検出されたWindowsのインストールが表示されます。[Y]を押して承認し、BCDに追加します。

     

  • これで、サーバは適切なパーティションから起動されるよう設定されました。コマンドウィンドウを閉じ、システムを標準モードで再起動します。

Cause

-

Resolution

-

Affected Products

Servers, PowerEdge, Microsoft Hyper-V™ Server 2008, Microsoft Windows HPC Server 2008, Microsoft Windows HPC Server 2008 Service Pack 2, Microsoft Windows Small Business Server 2008, Microsoft Windows 2008 Server R2 , Microsoft Windows 2008 Server Service Pack 2 ...
Article Properties
Article Number: 000129260
Article Type: Solution
Last Modified: 28 Sep 2021
Version:  4
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