問題が発生した場合は、1つまたは複数のドライブのログが必要になる場合があります。ここでは、WebインターフェイスまたはUSBフラッシュ ドライブを介してログ収集を行う2つの方法について説明します。
#1 Webインターフェイスを介してドライブ ログを収集する方法
バックアップ ソフトウェアの実行中のすべてのジョブを停止し、ディスプレイに「Idle」と表示されるまで待ちます。
Webインターフェイスを介してライブラリーに接続し、サイン インします。
標準ユーザー:管理者
標準パスワード:adm001
必ず、[
Drives]>[
Drives and Ports]から開始してください。
[
Actions]と[
Export Service Logs]を選択します。
[Service Logs]ウィンドウで、ログをエクスポートするドライブのチェックボックスを選択して有効にします
(ここでは、1つのLTOドライブのみが内蔵されています)。
[
Export]をクリックすると、プロセスが開始されます。
最大10分かかる待ち時間が経過すると、ステータスに関する情報が表示されます。ログの作成が成功した場合は、[
ダウンロード]をクリックすると、管理システムで使用可能なファイルが表示されます。
ダウンロードしたファイルは*.zipファイルになります。
何らかの理由で機能しない場合は、ITDTを介してログをダウンロードすることもできます。
ITDT (IBM Tape Diagnostic Tool)を使用してLTOテープ ドライブのファームウェアをアップデートする方法
#2 フロントパネルとUSBフラッシュ ドライブを介してドライブ ログを収集する方法。
バックアップ ソフトウェアの実行中のすべてのジョブを停止し、ディスプレイに「Idle」と表示されるまで待ちます。
スタート画面から、
Enterを2回押します
これで、[
Home]メニューから[
Maintenance]を選択します。
[Maintenance]セクションで、[
Drive Logs Download]を選択し、ログのエクスポート元とするドライブを選択します。
ドロップダウン フィールドで、[
Forced Dump]を選択します。
USBフラッシュ ドライブを前面USBポートに挿入し、[
Save]をクリックします。
ダウンロードの進行状況が表示され、正常に完了した場合は、その情報が表示されます。
作成されたログ ファイルは、USBフラッシュ ドライブのルート フォルダーにある必要があります。